ポイント賞のマイヨベール争いで、2位以下に150点以上の大差をつけているペーター・サガン(キャノンデール)。しかし、有利と見られていた第12ステージでも優勝を逃し、今大会はいまだ勝ち星に恵まれていない。
前日の第11ステージでは、体調不良で咳もしていたサガン。この日はいくぶん回復したが、まだ100%ではなかった。ゴールスプリントでは、アレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)の背後に入り、最後は並びかけたが、ホイール1本分の差で届かなかった。これでサガンは今大会4度目のステージ2位、5位以内は8度目となった。チームから発表されたサガンのコメントは以下の通り。
「2位はいい結果だよ。今日は僕もチームもすべてOKだった。チームはラスト3kmで僕を先頭に連れて行ってくれた。たぶん、僕がよくないんだ。第1ステージから今までずっと前の方にいるからね。他のスプリンターよりちょっと疲れている。彼らは何日か楽に走っているから、ちょっとリラックスしているんだよ」
《》
page top