ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車『PAS』の新型モデル2機種を発表。『PASヴィエンタ5』は7月18日から、『PASブレース XL』は8月29日から発売する。価格はヴィエンタ5が12万9060円、ブレース XLが16万3080円。
現在、電動アシスト自転車市場は順調に推移していると、同社営業企画グループの石井謙司氏はいう。
石井氏は「電動自転車の市場は、前年比120パーセントの伸び率を示している。発売当初は、主にシニア向けの商品として販売していたが、時代の変化とともに若者のニーズも増加している」と語る。
PASは1993年に日本初の電動アシスト自転車として市場にデビュー。以来、様々なタイプを追加しながら、現在に至っている。ラインアップは業務専用モデルも含め、全21モデル。
開発プロジェクトリーダーの野沢伸治郎氏は「市場投入後20年の経過とともにバッテリー、モーター、センサーシステムも進化している。当初は“ママチャリ”タイプが主体であったが、現在はスポーティモデルを追加するなど、幅が広がっている。今後も様々なニーズに対して満足いただける商品を開発していきたい」と述べた。
ヤマハ PAS、カジュアルモデル追加…若者など多様ニーズに応える
《阿部哲也@レスポンス》