【ツール・ド・フランス14】ツールを去ったカベンディッシュ、クラッシュは「肩がありえないかたちに」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】ツールを去ったカベンディッシュ、クラッシュは「肩がありえないかたちに」

スポーツ 短信
公式動画キャプチャ
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  • 右肩を脱臼した状態でゴールしたマーク・カベンディッシュ
  • マーク・カベンディッシュ(オメガファルマ・クイックステップ)
第1ステージのゴールスプリントでのクラッシュで右肩を負傷し、地元イギリス開幕のツールをわずか1日で去ることになったマーク・カベンディッシュ(オメガファルマ・クイックステップ)。

ツールでは2008年以降、毎年ステージ優勝を積み重ね、現役最多の通算25勝を挙げているカベンディッシュだが、この記録もいったんストップすることになった。クラッシュについてのカベンディッシュのコメントが、チームから発表された。

--ケガの状況について

「クラッシュ後にバイクに乗ったら、ハンドルバーを握ることができなかった。スキンスーツを脱いだときは、肩が少しおかしくなっているのがわかった。ありえないかたちで突き出ていて、動かせなかったんだ。はれているだけで、朝には治まるだろうと楽観してたけど、実際は悪くなっていた」

--今後の予定について

「手術するかどうかMRI検査を受ける。おそらくそうなるだろう。数週間は戦列を離れそうだ。正直すごくショックだし、痛みもある。ツール・ド・フランス初日にクラッシュしたら、誰でも落ち込むだろう」

--クラッシュの状況とサイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ)について

「サイモンと僕が上がってきて、2人ともサガンの後輪につこうとしていたと思う。他の選手が左に動き、僕もそっちへ行こうとしたけどゲランスがそこにいた。僕は頭を使って横切ろうとしたけど、ゲランスが譲らなかったし、僕も譲らなかった。そしてハンドルがからまって、落車したんだ。違う状況ならブレーキを握って、勝利をねらわなかった。ステージ後にサイモンと話をして、大丈夫かと聞いたよ。その後、また彼に電話して謝罪した。残りのツールでの彼の幸運を祈るよ」
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