サバイバルレースとなった第2ステージ、ライバルがひるんだ隙にアタックを成功させたビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)が自身初のステージ優勝とマイヨジョーヌをつかみとった。
すでにブエルタ・ア・エスパーニャとジロ・デ・イタリアのタイトルを獲得し、残る栄冠はツールの総合優勝。しかし、今季前半戦は不振で、クリストファー・フルーム(スカイ)、アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)ら優勝候補に比べると出遅れていた感があった。
だが、1週間前にイタリア・ロード選手権で優勝し、復調の兆しをつかんだニーバリはこの第2ステージの勝利で自分がマイヨジョーヌを争う資格があることをアピールした。
アスタナの公式サイトを通じ、ニーバリは「フィニッシュはちょっとした即興だった。ヤコブ(フグルサング)が残り4kmで何度かアタックし、僕が残り1500mでチャンスを見つけて思い切り飛び出したんだ。僕たちのチーム名の由来となったアスタナの記念日に勝てたのが、特に最高だね。今日はカザフスタンの祝日で、彼らの自転車レース100周年でもあるんだ」とチームにこの勝利を捧げた。
《》
page top