トレックの世界最軽量バイクは7月2日の発表と同時に店頭販売開始 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

トレックの世界最軽量バイクは7月2日の発表と同時に店頭販売開始

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トレックの世界最軽量バイクは7月2日の発表と同時に店頭販売開始
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トレックバイシクルコーポレーションは完成車重量4.65kgの世界最軽量の市販バイク「エモンダ SLR 10」を含む史上最軽量のロードラインナップ「エモンダ」を7月2日に発表。全国のトレック正規販売店の店頭で販売を開始

エモンダはフランス語の動詞で「削ぎ落とす」という意味のエモンデから名付けられた。3年に及ぶ開発プロジェクトは他に類をみないほどの厳格な基準を設けたフレーム形状の最適化から始まる。

カーボンフレームは時として、性能よりも見栄えを優先してデザインされる場合があるが、エモンダは使用するカーボン繊維一本一本が明確な目的に基づいて配置されている。完璧なまでに無駄を削ぎ落としたエモンダのフレーム形状は、アメリカ建築の三大巨匠であるルイス・サリバンの「形態は機能に従う」という言葉通り、無駄なものが一切なくなったことによって、美しくエレガントで、洗練されたボディに仕上がった。

エモンダのラインナップはフレームデザインから、各モデルのパーツコンポーネント選択まで「史上最軽量のロードラインナップを作る」という無謀な目標を達成するために作られている。

ロードバイク部門プロダクトマネージャーのベン・コーツは、エモンダの開発に関して、下記のように述べた。
「トレックにはフレームだけでなく、パーツを含めた完成車を開発できる強みがありました。その強みを生かし、ロードバイクという乗り物を一から考察し、個々のパーツがその他の部分に与える影響を何度も見直し、最も軽量なバイクにふさわしいパーツを見つけていきました」

完璧なまでに無駄を削ぎ落とした結果は、エモンダのハイエンドモデル「エモンダSLR 10」の4.65kgという重量で具現化されている。米国ウィスコンシン州にあるトレックの本社工場で、業界最先端の性能を誇るOCLVカーボンをフレーム素材に使用し、世界最軽量の市販ロードバイクを作るという厳しい条件をクリアしたパーツだけを使用して作られたエモンダSLR 10は間違いなく世界最軽量の市販バイクだ。

エモンダはライディング性能でも今までのバイクを上回った。この事実は、3年にわたって幾度とないテストを行ったトレックファクトリーレーシングのライダー、社内の専門家、他のプロレーサーによって証明されている。彼らのフィードバックがそれぞれのフレームサイズに合わせたバイクの完璧なカーボンレイアップと走りの特性を決め、開発を進め、彼らのフィードバックに基づく改善を重ねるうちにエモンダは彼らが最も好むロードバイクへと進化していった。

ファクトリーレーシングの選手で、エモンダの開発当初からテストライダーとして開発チームに加わり、テストライドとフィードバックを行ってきたボブ・ユンゲルスは次のようにコメント。
「軽量で、高剛性で、今まで乗ったバイクの中で最高のバイクだ。加速性能がとにかく素晴らしい」

プロジェクトはフレーム以外でも素晴らしい製品を生み出した。市場で手に入る軽量パーツがエモンダの開発チームが定める条件を満たさない時は、チーム自らがパーツを開発した。このようなチームの姿勢がエモンダSLR 10に使用されるXXX Integrated Bar/Stemを生み出した。トレックとボントレガーのコラボレーションによって生まれたこの製品は、ハンドルバーとステムが一体化しており、一体化していないステムとハンドルバーに比べて75gの軽量化を果たしている。

また、ボントレガーはXXX Integrated Bar/Stemだけでなく、軽量で制動能力にも優れるSpeed Stop Brakeも開発。このブレーキはブレーキマウントにダイレクトに装着することで、使用するボルトを2本に抑え、両キャリパーで最大70gの軽量化を果たしている。さらに、このコラボレーションによってタイヤクリアランスも広がり、よりワイドなタイヤを装着できるようになった。
《編集部》

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