トレック・ファクトリー・レーシングのフランク・シュレクが、6月29日のルクセンブルク・ロード選手権で3年ぶり5度目の優勝を飾った。
10周回、計160kmのレースでは、シュレク兄弟の弟、アンディがスタート直後からアタックを仕掛けるなど積極的なレースを見せ、最終周の兄の独走勝利をお膳立てした。2位にはベン・ガストアー(AG2Rラ・モンディアル)、3位にはA.シュレクが入った。
F.シュレクは「最後まで全開のレースだった。今日のアンディは本当に強かった。彼はツールに向けて準備できているよ。僕としては去年のいろんな出来事(ドーピング容疑による出場禁止処分)の後、ワールドツアーに復帰できて、この勝利は本当に最高だ。再びチャンピオンになることができて、すばらしい。本当に光栄だ」と喜びを表していた。
なお、同日行われたオーストリア・ロード選手権では、同じトレック・ファクトリー・レーシングのリカルド・ツォイドルが2連覇を達成している。
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