【ルマン14】決勝ダイジェスト 前編…突然の雨に翻弄される展開[写真蔵] | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ルマン14】決勝ダイジェスト 前編…突然の雨に翻弄される展開[写真蔵]

スポーツ まとめ
ルマン24時間耐久レース 2014
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トヨタ『TS040 ハイブリッド』7号車をドライブする中嶋一貴が予選でポールポジションを獲得し、トヨタ悲願の初優勝に期待がかかった2014年のルマン24時間耐久レース。トヨタ、アウディ、ポルシェの三つ巴の戦いは、2010年からの5連覇を目指すアウディの優勝により幕を閉じた。レース前半をダイジェストで振り返る。

◆スタート

フランス時間15:00に現役F1ドライバーのフェルナンド・アロンソによりスタートフラッグが振られ、長く厳しい決勝レースがスタートした。

ポールポジションのトヨタ TS040 ハイブリッド 7号車(アレクサンダー・ブルツ)が順調にスタートを切り、今年16年ぶりにトップカテゴリーに帰ってきた歴代最多優勝を誇るポルシェ『919 ハイブリッド』14号車(ニール・ジェニ)が続く。

後方では、5連覇を目指すアウディ『R18 e-tron クワトロ』2号車(アンドレ・ロッテラー)が猛チャージ。トヨタ、ポルシェの2台をかわし4位に浮上。レース開始早々、24時間の長丁場とは思えない壮絶なスプリントの応酬となった。

特別枠の「ガレージ56」で参戦した日産『ZEOD RC』は、レース開始から約20分、5周走行したのみでコース脇ストップしてしまった。

◆2時間経過

7号車トヨタが順調にレースを進める中、スタートから1時間半が経過したところで突然の雨が降り出し、あっという間の土砂降りに。この豪雨により、3位争いを繰り広げていた3号車アウディと8号車トヨタがユノディエールの直線上で大クラッシュ。コースには破片が飛び散りセーフティカーが導入さた。クラッシュを演じた3号車アウディはドライブシャフトを破損しここで無念のリタイヤ。8号車トヨタはなんとか再始動しピットまで戻る。

日産ZEOD RCは無念のリタイヤとなった。

◆4時間経過

トップ争いを演じる7号車トヨタと2号車アウディに20号車ポルシェが戦いを挑む。レース開始3時間をすぎた頃、ピット作業のタイミングを遅らせる作戦に出た20号車ポルシェが逆転に成功し、トップに浮上。これによりトヨタ、アウディ両陣営はペースアップで対抗する。

大クラッシュをし約40分の修復作業に追われた8号車トヨタもレースに復帰。総合27番手からの追撃を開始した。

◆6時間経過

レース開始から4時間を過ぎた頃、7号車トヨタが20号車ポルシェを逆転。その後、予想外ペースダウンをした20号車ポルシェは、そのまま2号車アウディにもパスされ再度トヨタ対アウディの一騎打ちの様相となる。

スタートから6時間を前に7号車トヨタは、予選でポールを獲得した中嶋一貴にバトンタッチ。30秒まで縮められていた2号車アウディとのギャップを引き離しにかかる。ルマンの空は日没に向かう。

◆8時間経過

現地時間で23時を回りナイトセッションへと突入した。トップスピードが330km/hに達するLMP1とGTクラスとの速度差が大きく、一瞬たりとも気が抜けないレースが続く。トップは依然7号車トヨタ。中嶋一貴が3分24秒台を連発する快調なドライブが続き、2番手の2号車アウディとの差を広げにかかる。3位は1号車アウディ、4位・5位はポルシェが続きトップを奪うチャンスを虎視眈々と伺う。

レース開始から8時間が経過し、各マシンにもトラブルやアクシデント頻発、ガレージに収まり修理をするマシンも見られる。

※中盤に続く

【ルマン24時間 2014】決勝ダイジェスト 前編…突然の雨に翻弄される展開[写真蔵]

《編集部@レスポンス》

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