2車線ある道路の路側寄り車線が左折車専用レーンとなっている場合、自転車はどこをどう走って交差点を直進したらいい？ 道路交通法で自転車は原則車道が強調されながら、実際の道路状況は安全通行を確保するにはいたらず、いまだその過渡期にある。
「自転車は原則車道で、左側通行」という道路交通法が改めて強調されるようになり、最近は歩道でなく車道を走るサイクリストが増えた。しかし必ずしも安全が担保されているわけではない。きょう6月11日発売の東京中日スポーツと中日スポーツでは「左折レーンのある交差点で自転車が直進する場合」を例に、その危険性と自ら安全を確保する走り方を紹介している。
詳細は紙面に譲るが、法律上は左折レーンの左端を通行し、青信号になったら直進することになっている。自転車と左折車が接触する危険性もあるので、左折車を停止状態にする「直進の青い矢印信号」が設置されるなど、次第に自転車の安全通行を配慮した変更が行われているという。
《山口和幸》
