4月11日から3日間の日程で開催されているフランスのステージレース、サーキット・デ・アルデンヌの第1ステージで、ビーニファンティーニNIPPOデローザのピエールパオロ・デネグリがゴールスプリントを制してステージ優勝。総合成績で首位に立った。
また、このレースからビーニファンティーニNIPPOデローザに加入したグレッガ・ボレも2位に続き、同チームがワンツーフィニッシュを飾った。
序盤に形成された3選手の逃げが吸収されたあと、チームのエドワード・グロスやアレッサンドロ・マラグーティが中心となって集団をコントロールし、そこから最後にボレが牽引してデネグリがスプリントを仕掛けるという完璧なチームワークをもって勝利を勝ち取った。
日本人選手は、秋丸湧哉が出走したが、第1ステージでリタイア。
「勝てたことをとてもうれしく思う。チームメイト全員、とくに最後の局面で完璧なアシストをしてくれたボレに感謝している。明日からのステージではリーダージャージを守れるようにベストを尽くしたい」とデネグリ。
アレッサンドロ・スペシャレッティ監督は「この勝利を待ちに待っていた。今日のチームは完璧な仕事をし、勝利をつかむことができた。このステージレースをいい形でスタートできたので、この先も勝利をめざして頑張りたい」とコメント。
今シーズンから新体制で活動するチームにとって、これがシーズン初勝利。翌12日は168km、5つの山岳ポイントを含む第2ステージでは、デネグリがリーダージャージを着用して走る。また南アフリカで現在開催中のマザンシツアーは12日が最終日。宮澤崇史や小石祐馬が参戦していて、ヨハネスブルク郊外でのクリテリウムが開催される。
《編集部》
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