荒川下流部の河川敷にある「緊急用河川敷道路」、いわゆる「荒川サイクリングロード」に高速走行する自転車に減速を促し、安全に走行するための高速走行しにくい舗装が試験的に施工された。
施行箇所は、足立区の小台一丁目、千住大川町、柳原二丁目の3エリア各2箇所の合計6箇所。グラウンドと並走する区間や階段の前面など、いずれも歩行者が多い箇所である。
新舗装は、幅50cm、厚さ5mmの樹脂系滑り止め舗装がいくつか並ぶいわゆるスピードバンプ。黄色いカラーで自転車に注意を促している。
3月1日に施行された「新・荒川下流河川敷利用ルール」では、「自転車は徐行し、歩行者を優先しましょう」と規定されており、今回の措置はこのルールに基づいて行なわれたもの。その背景には高速走行し、歩行者を危険にさらしている自転車が後を絶たない現状があるようだ。
サイクリストにはルールをしっかり守り、歩行者等への心遣い、譲り合いの心を忘れないことがいっそう求められる。
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