「たとえばアンチドーピング検査。ゴール地点に設置した感知器で通過選手の不正薬物使用が瞬時にチェックできる時代も夢ではない」
12月11日付けの東京中日スポーツ/中日スポーツに、光検出器で世界的シェアを誇る浜松ホトニクスを訪ねる記事が掲載され、その中にドーピング検査の将来像が紹介されている。
カミオカンデや小惑星探査機はやぶさ。ノーベル受賞者御用達企業と言われる浜松ホトニクス。その最新光技術はPETがん診断装置にも利用される。現在は採取血液や尿などの分析装置などドーピング検査にも利用できる機器において、より被験者に負担の少ない技術開発も行われているという。実現すればアスリートがゴールや試合後にアンチドーピングコントロールのために拘束されることもなくなるかも。(山口和幸)
《編集部》
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