癌闘病を克服してツール・ド・フランスで前人未踏の7連覇をしたことで世界的な英雄となったランス・アームストロング(41=米国)がドーピングの事実を認めた。1月17日(日本18日)に放送された米国の人気テレビ番組「オプラーズネクストチャプター」に出演し、ドーピングを告白した。
「当時は間違ったことはしていないと信じていたが、多くの人を傷つけてしまった。今後は私の人生をかけて信頼の回復につとめたい」と語った。
同選手は引退後も薬物使用の疑惑が取りざたされていたが、昨年に米国アンチドーピング委員会から薬物使用に関するレポートが公表され、すべてのレースの記録抹消とともに自転車競技界から永久追放された。
アームストロングはこれまでドーピングしたことを否定し続けてきた。
《編集部》
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