ツアー・オブ・タイで畑中ポイント賞、福島が総合4位 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ツアー・オブ・タイで畑中ポイント賞、福島が総合4位

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 ツアー・オブ・タイランドは最終日となる4月6日に第5ステージが行われ、序盤にできた小集団による逃げ切りを成功させたセオ・ジョンヨン(ソウルサイクリング)が優勝した。ポイントリーダーのグリーンジャージは畑中勇介が死守し、ポイント賞を獲得した。総合成績では福島晋一(トレンガヌ)が4位に。

 この日、シマノレーシングとしては畑中のグリーンジャージを守ることを最優先と考えた。中間ポイントで最大3点、ゴールで最大16点が加算されるこの日、畑中を上回る可能性を秘めた選手は7人だけ、この選手をチェックしながらの戦いとなった。
 序盤にできた10選手の逃げにこのメンバーは含まれず、シマノは集団内で畑中を守りながら走る。最大5分まで開いた逃げ集団との差は、後半に気温が40度近くまで上がったこともあり、徐々にタイム差が詰まっていった。ゴールまで10kmを切り、ついに先頭グループはバラバラになり、集団に一人また一人と吸収されていく。
 畑中の後ろに控える選手は強力なスプリンターたちで、このまま逃げがつかまりスプリント勝負になればポイントで逆転さえる可能性が大きくなる。しかし最後は数選手が逃げ切り、ポイント賞3位につけていたマト(トレンガヌ)が後続集団で上位、畑中がポイント圏外でゴール。2点差で辛くも逃げ切り、ポイントリーダーを守りきった。
《編集部》

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