2012年から活動するプロチーム「ラジオシャック・ニッサン・トレック」が来シーズンに向けて動き出した。今季活動していたレパード・トレックとラジオシャックから強豪選手が集結。総監督はヨハン・ブリュイネールで、かつてないほどの布陣を誇る。チームは現在スペインのカルぺでトレーニングキャンプを行っていて、来年1月にマルヨカ島で2度目のキャンプを行う予定。2012年1月15～22日にオーストラリアのアデレードで開催されるツアーダウンアンダーが開幕レースとなる。
●所属選手のコメント
アンディ・シュレック（2011年ツール・ド・フランス総合2位）
「ブリュイネールを監督として迎えることがボクにとってもチームにとっても非常に大事だとわかった。彼はボクの強みをさらに引き出し、弱点を克服できるようサポートしてくれるだろう。なによりも、彼以上にツール戦略を熟知している人間はいないからね」
フランク・シュレック（2011年ツール・ド・フランス総合3位）
「新チームには、山岳、平坦、スプリント、タイムトライアルで活躍できるライダーがそろっている。ボクらの強みは個人の能力が高いだけでなく、チームとしての総合力が高いことだ。ライバルチームたちと争うために、チーム力は大きな力となるはずだ」
クリス・ホーナー（2011年ツアー・オブ・カリフォルニア優勝）
「チームスポンサーのためにも2012年もカリフォルニアで勝利したいと考えている。豊富な経験と高いモチベーションを持って最高の結果を出せると強く信じているよ」
ファビアン・カンチェラーラ（TT世界選手権4度優勝）
「新チームにはクラシックに向けて、ロバート・ワグナー、ヨースト・ポストヒュマ、ヘイデン・ルールストン、グレゴリー・ラストなど強力なメンバーがそろっている。今からレースが楽しみだよ」
《編集部》
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