「ツール・ド・フランスナイト」と呼ばれるイベントが12月2日に東京とベルギーのリエージュで同時に行われた。東京では港区の六本木ヒルズで100人超の取材陣などを集めて、フランスの英雄ベルナール・イノー（57）が2012年のコースを紹介した。同イベント主催は1999年から同大会を放映するJスポーツ。2012年の大会は99回目の開催で、6月30日から7月22日まで行われる。（山口和幸）
この日はスクリーンに映し出された2012年のコースをイノーが解説しながら、優勝争いなどを予想。フランス観光開発機構提供の写真素材なども上映され、「フランスはどこに行ってもチーズやワインなどがおいしいので、それを楽しむのもいいね」と観光面もピーアール。
一方、東京都同時に行われたリエージュは2012年の開幕地。報道陣を集めたコースプレゼンテーションがパリと東京以外で行われたのは初めて。
「東京とリエージュの距離は遠くても、ツール・ド・フランスを語る上の言葉は変わらない」とイノー。
東京のプレゼンテーションにはモデルの長谷川理恵も登場。今年はトライアスロン初参加をきっかけにロードバイクにも挑戦しているだけあって、「ツール・ド・フランスを走るプロ選手の脚の美しさには注目してしまう」と語った。
「2012年は日本選手が出場して活躍することを期待しています」とエールを送った。
《編集部》
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