スペイン・バルセロナのジョルディ・エレウ市長が2014ツール・ド・フランスの開幕地として立候補することを2月10日に大会主催社に伝えた。英国のスコットランド、イタリアのフィレンツェとリグリア地方、オーストリアのザルツブルグとチロル、オランダのユトレヒト、ポーランドのクラクフと争っていく。
バルセロナは2009年に第6ステージのゴールと第7ステージのスタートとしての誘致に成功。1992年バルセロナオリンピックのメイン会場となったモンジュイックの陸上競技場にゴールした第6ステージは、現世界チャンピオンのトール・ヒュースホウトが優勝。新城幸也は雨中の残り10kmで落車して負傷している。
2005年にはツール・ド・フランスの姉妹大会であるダカールラリーの開幕地としても成功を修めているだけに、バルセロナが有力候補となることは間違いない。
同大会は2011年にフランス西部のバンデ県で、2012年はベルギーのリエージュ地方で開幕することが決まっている。
《編集部》
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