第15回日韓対抗学生は88対65で日本が総合優勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

第15回日韓対抗学生は88対65で日本が総合優勝

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 親善大会時代から通算して15回目の開催となる日韓対抗学生自転車競技大会が11月2日に韓国・全州市の自転車競技場で開催された。大学男子、高校男子、女子(大学・高校混成)の3カテゴリーにそれぞれ5人、一国15選手からなるチームで、各種目同数がエントリーし、総合
  •  親善大会時代から通算して15回目の開催となる日韓対抗学生自転車競技大会が11月2日に韓国・全州市の自転車競技場で開催された。大学男子、高校男子、女子(大学・高校混成)の3カテゴリーにそれぞれ5人、一国15選手からなるチームで、各種目同数がエントリーし、総合
 親善大会時代から通算して15回目の開催となる日韓対抗学生自転車競技大会が11月2日に韓国・全州市の自転車競技場で開催された。大学男子、高校男子、女子(大学・高校混成)の3カテゴリーにそれぞれ5人、一国15選手からなるチームで、各種目同数がエントリーし、総合成績を競う大会。日本チームは大学生がインカレの、高校生がインターハイの上位者が代表として選抜され、女子は大学生3人、高校生2人で編成。

 1日の開催のなかで7種目を競うスタミナの要求される大会である。もっとも、ワールドカップなどトラックの国際大会ではひとりの選手が複数種目をこなすのは常識であり、若いうちから国際大会で要求されるスタミナと回復力をつける機会でもある。

 小雪が時折舞い、気温5度から零度前後の寒いコンディションで競技は開始された。序盤の個人追抜では韓国勢が大学生・高校生男子で金メダルを独占して好調なスタートを見せたが、女子個人追抜中盤以降は日本チームが終始優勢にたち、総合得点で徐々に差をつけ、結果的に88対65で日本チームが総合優勝した。もっとも、チームパーシュート、女子チームスプリントといった団体種目で韓国が勝ち、日本チームとしては団体種目での課題も残った。

 今年は、岩手県の富士大学に在籍し、インカレでの1kmタイムトライアルとスプリントの2種目で優勝した朴敏午(パク・ミンオ)がオープン参加し、 本大会の目的のひとつである「自転車競技を通じた隣国との親善とよきライバル関係を築き、ひいてはアジア地域での競技力向上を目指す」という側面でも大いなる成果があった。

 同大会は日本と韓国での交互開催となっており、2010年には大阪での開催が予定されている。
《編集部》

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