北京五輪の新種目BMX、阪本参戦の現地レポート | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

北京五輪の新種目BMX、阪本参戦の現地レポート

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 北京オリンピックの大会13日目となる8月20日。自転車競技はこの日から2日間の日程で、今大会から正式種目として採用されたBMXの開催を迎えた。競技会場は前日までトラック競技の熱戦が繰り広げられていた老山自転車競技場に隣接するフィールド。世界でも指折りの難易度と評される全長約400mのコースには、特徴的な高さ8mのスタート台と、ジャンプやコーナリングなどに高度なテクニックを要求するさまざまな障害が設定されている。参加選手は21カ国から男子32人、女子16人の合計48選手。日本からは本場アメリカをベースにプロ活動を続ける阪本章史(26)がただ1人参加した。以下は日本自転車競技連盟からのレポート。

●阪本レース前のコメント
 コースの印象は見てもらったら分かる通り、スタートヒルは高いしジャンプも尋常じゃなく大きいというところですね。普通のBMXの倍は高さがあるでしょう。最初のジャンプは上から見ると壁にぶつかっていくような感じです。一回こけたら終わりじゃないですかね。ポイントはやっぱりスタートとジャンプですね。スタートで前を取れなければトップをとるのは難しいし、ジャンプは全部難しいんで、ミスせず走りきれるかどうか。トップ10はそれを余裕でやってくるので、できるだけそのトップ10に近い走りができるようにがんばりたい。体調はまずまずで、とにかく自分の全ての力を出し切れるように集中してがんばりたい。

 2日間にわたって行われるオリンピック新種目のBMX。この日は、男女のシーディングランと、男子の1/4決勝が行われた。シーディングランは1人ずつ2回のタイムトライアルを行い、いい方のタイムをもとに本選の組み合わせが決められるというもの。ここで阪本が出したタイムはトップタイムから5秒近く遅い40秒548。緊張もあってか2回ともスムーズな走りができず、結局最下位の成績で1/4決勝に進んだ。

 1/4決勝は、8人ずつ4組が同じメンバーで3回レースを行い、着順によって与えられるポイントの合計を競うというもの。次の準決勝となる1/2決勝に進めるのは各組4人。ポイントは着順の数字がそのまま累計されるため、合計ポイントが少ない順に4人が勝ち上がることになる。シーディングランで最下位の阪本は、トップタイムを叩き出した選手と同じ第1組での出走となった。
 まずは第1走。ゲートが開くとともに8人が一斉に高さ8mのスタート台を駆け下りる。阪本はここで横一列のラインからわずかに遅れた。そして、ダブルからステップアップ・ステップダウンと続く第1ストレートのジャンプセクション。その最後のところで阪本がタイミングを外し大きく遅れをとってしまった。もう挽回は不可能な状況だったが、その後トップ争いをする集団で落車があり、結局阪本は5位でゴール。着順と同じ5ポイントで第1走を終えた。
 続く第2走。スタート位置は前走の成績順に自分で選ぶことができるが、阪本の位置は第1コーナーに対してインから5番目。このコースは、スタートはインを取るのが有利とされている。インを選択したのはシーディングランでトップタイムを出し、先ほど行われた第1走でも1着ゴールを果たしたアメリカのマイク・デイだ。
 緊張のスタート。阪本はまたもスタート台を下りるまでに遅れを取ってしまった。BMXの勝負を左右するスタート。しかし、シーディングランでのタイム差を見ればいたし方ないところか。そして第1コーナーでは最後尾追走となってしまった阪本。結局そのままゴールとなり、第2走は8着8ポイント。
 そして最後の第3走。阪本は第1走と同じく一番アウトからのスタートとなった。結果は前の1・2走と同じくスタートで出遅れて最後尾追走となり、そのままなすすべなくゴール。これが世界との差なのか。
 日本のBMX第一人者・阪本章史のオリンピック挑戦は、本選最初の1/4決勝敗退という成績で幕を閉じた。

阪本レース後のコメント
 自分は勝負に絡めるほどの実力はまだないので緊張はあまりしないと思っていましたが、やはりオリンピックのプレッシャーは半端ではありませんでした。でも、そんな状況の中で自分が持ってる力は全て発揮できたと思います。悔いはありません。コースはやっぱり世界で一番アブナイと言われるだけあって、走ってて怖さを感じました。それでも自分の力を出せたのはその恐怖心に勝てたからだと思います。その意味でも今回のオリンピックに関して悔いはありません。
《編集部》
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