5月10日に荒川サイクリングコースで開催された「TOKYOセンチュリーライド2008 in荒川」に多彩なゲストが登場した。元F1レーサーで冒険家の片山右京、日本人プロとして唯一ツール・ド・フランスに出場した経験を持つ今中大介、プロトライアスロンコーチの青山剛、快適な自転車ライドを提案する整形外科医の伊藤理枝子、女優の北川えりを擁する女性自転車軍団「チームエレファント」のメンバーなどが一般参加者とともに最長距離で80kmを疾駆した。
自転車好きと知られる片山は、6月1日から施行される道路交通法に規定される「自転車走行のマナー」の浸透を図って、イベントステージ上から参加者に呼びかけた。
「最近は健康やエコというキーワードがあって自転車がブームとなっているが、事故も増えているのが現実。新しい道路交通法のもとで、どうすればクルマ・自転車・歩行者が共存でき、気持ちよく安全に通行することができるかを、みんなで考えていきたい」と右京。
「ドクター・リエッチ」として自転車専門誌などで医学的アドバイスを送る整形外科医の伊藤も、80kmを完走後にステージ上でこう語った。
「みなさんと一緒に走ることができてとても楽しかった。だれにでもできるスポーツとして自転車を楽しむ人が増えていますが、それと同時に身体の痛みも覚えるはず。そんなときは我慢せずにぜひ専門家に相談してください」
またシンガーソングライターとして注目の存在、押谷沙樹がライブショーを演じ、冷たい雨を引き飛ばすような歌声を披露した
《編集部》
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