スペインで開催されている5日間のステージレース、ブエルタ・チクリスタ・ア・レオンは、8月2日に第2ステージが行われ、第1ステージを制して総合1位に立つNIPPO・梅丹の清水都貴（25）がタイム差なし総合2位につける選手を引き離すことに成功し、単独首位に立った。清水をアシストした新城幸也（22）も24秒差の総合2位に浮上した。スペイン・カスティーレオン地方で開催される同大会はUCIクラス2のステージレース。
後半に2級の山岳が待ち構える第2ステージでは、レース中盤に20数名の先行グループが形成された。リーダージャージを持つNIPPO・梅丹チームはこれをうまく泳がせながら冷静に後続集団をコントロールし、山の麓で振り出しに戻す。
あとは力勝負となり、清水都貴と新城が総合2位の選手を引き離すことに成功した後、落ち着いたレース運びで先頭をキープして安全圏でゴールした。
第3ステージでは本格的な山岳が難関となる。
●第２ステージ VILLABLINO～PONFERRADA 137km
1 V?ctor M GOMES COLINAS(ESP / VINA MAGNA) 3時間04分09秒
6 清水都貴（NIPPO・梅丹）4秒遅れ
8 新城幸也（NIPPO・梅丹）4秒遅れ
24 宮澤崇史（NIPPO・梅丹）55秒遅れ
福島晋一、清水良行、井上和郎、Prajak MAHAWONGは完走
●個人総合
1 清水都貴（NIPPO・梅丹）6時間16分33秒
2 新城幸也（NIPPO・梅丹）24秒遅れ
3 V?ctor M GOMES COLINAS(ESP / VINA MAGNA) 1分00秒遅れ
□清水都貴（しみずみやたか）プロフィール
生年月日：1981年11月23日
身長：165cm
体重：60kg
血液型：B
タイプ：クライマー
高校時代（埼玉県立鳩山高校）に陸上部から自転車部へ転部しレースを始め、3年生時に日本ジュニアチャンピオンに。その後、鹿屋体育大学自転車部へ進学、U23ロードタイムトライアルチャンピオンなどの実績をあげ、チームブリヂストン・アンカーと契約し今のチームに至る。
主な戦績
2006年 ツール・ド・フィニステール UCI1.1 [29位]
2006年 ツール・ド・おきなわ UCI1.2 [4位]
2005年 ツール・ド・北海道 UCI2.2 [個人総合3位]
《編集部》
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