もてぎのTTを制したアンカーチームのレポート | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

もてぎのTTを制したアンカーチームのレポート

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 4月8日に栃木県茂木町のツインリンクもてぎで行われた「第9回シマノもてぎサイクルロードレース」は、飯島誠(36)、田代恭崇(32)、普久原奨(25)、三瀧光誠(22)の4選手で臨んだチームタイムトライアルで優勝した。そのレース展開をチームブリヂストン・アンカー
  •  4月8日に栃木県茂木町のツインリンクもてぎで行われた「第9回シマノもてぎサイクルロードレース」は、飯島誠(36)、田代恭崇(32)、普久原奨(25)、三瀧光誠(22)の4選手で臨んだチームタイムトライアルで優勝した。そのレース展開をチームブリヂストン・アンカー
 4月8日に栃木県茂木町のツインリンクもてぎで行われた「第9回シマノもてぎサイクルロードレース」は、飯島誠(36)、田代恭崇(32)、普久原奨(25)、三瀧光誠(22)の4選手で臨んだチームタイムトライアルで優勝した。そのレース展開をチームブリヂストン・アンカーがレポートする。

「第9回シマノもてぎサイクルロードレース」
●チームタイムトライアル 4.8km×5周 24km
優勝(飯島、田代、普久原、三瀧)
●ロードレース 4.8km×10周 48km
三瀧光誠 3位
飯島誠 5位

■ レースレポート
 シマノ鈴鹿と並んで人気の高い大会。関東近県からの参加者でにぎわい、ロードレース、耐久、チームタイムトライアル、キッズと家族で楽しめるのが魅力だ。会場はお祭りレースの雰囲気はあるが、エリートクラスにエントリーしているのは国内有力実業団チームである。
 チームは9日からフランス遠征に出発するため、最後の調整レースとなった。スタートから激しいレース展開になり、チームは積極的にアタックを繰り返し、レース展開を作り逃げる作戦。距離が短いレースでは、力の差が出にくい。
 3周目、逃げグループができ先頭は14名に。チームからは4人全員が入る。主力チームメンバーが含まれ、後続との差は1分以上開く。集団のペースが思うように進まず、シビレを切らした飯島、田代が積極的にアタックする。しかしマークが厳しく集団に吸収されてしまう。
 9周目、登りでアタックした田代の動きに、橋川(マトリックス)、三瀧(アンカー)、山本(シマノ)、増田(ミヤタ)、小室(コムレイド)が抜け出し、20秒ほどリード。ラスト3kmからさらに橋川がアタック。その
差は10秒ほど開き、独走のまま橋川が単独ゴールして優勝。
 三瀧は2位争いのスプリントで4位に入る。6位には、後続から抜け出した飯島、8位普久原、12位田代の順番でゴール。優勝を逃したのは残念だが、オーロラビジョンにリアルタイムで写し出される映像は、常に攻撃を仕掛けているアンカーの選手が写り、遠征に向けていい感触をつかんだ。
 チームタイムトライアルでは2周目で3人となる苦しい展開だったが、優勝を飾ることができた。
《編集部》
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