ツール・ド・台湾第5ステージは、花蓮鯉魚湖周回138.6kmのコース。真鍋和幸選手(Team NIPPO)が2位で表彰台を飾った。
藤野監督から、第5ステージのレポート。
□第5ステージ 花蓮鯉魚湖周回 23.1km×6 =138.6km
翌日の自力勝負となる山岳ステージを前に今日は少しでもタイム差をつけてゴールする作戦となった。
しかしスタートから10キロほどで、リーダや総合上位の選手を含まない11名の逃げが形成され、真鍋はここに乗っていた。上位チームが残されていたのにも関わらず、5分以上の差が開いてしまう。
リーダーチームはまったく動く気配すらない。残り2周、日本チームが3人、メリダ3人、リーダー1人が先頭交代を始めた。
リーダーチームの選手間で意見の不一致があったのか先頭交代に加わるリーダーを、アシストは後ろからただ見ていたがラスト2周で集団から離脱。タイム差も詰められぬまま先頭集団は6分ほどリードしてゴール。
先頭に位置していた真鍋は最終回の上りで、O'BEE kirk(HNW)のアタックに反応したが、わずかに届かず2位でゴール。
リーダーは優勝したO'BEE kirk(HNW)に変わり、アジアリーダーも先頭で逃げていたLAM KAI TSUN(HKG)に交代して、日本チームにとって後味の悪いステージとなった。
この教訓を生かして残りのステージは更に積極的な走りをする事を心がけ、総合上位を目指そうと決めた。
……………………………………………………………………………
Stage5 Criterium Liyu Lake 138.6km
……………………………………………………………………………
1 O'BEE,Kirk HealthNet presented by MAXXIS 3:05:25 .
2 真鍋和幸 日本代表/Team NIPPO +0:10
3 BRONIS,Roman Dukla Trencin +0:13
-
22 岡崎和也 日本代表/Team NIPPO +6:12
33 飯島誠 日本代表/ブリヂストンアンカー +6:12
40 田代恭崇 日本代表/ブリヂストンアンカー +6:12
57 別府匠 日本代表/愛三工業レーシング +11:23
……………………………………………………………………………
《編集部》
page top