
米メディア『Athlon Sports』は20日(日本時間21日)、MVP3度受賞を誇るエンゼルスのマイク・トラウト外野手に言及。「現実的なトレード先」として5球団を挙げた。かつての輝きを取り戻しつつある34歳を巡っては最近、米複数メディアが移籍に言及している。
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■「現実味を帯びてきた」
近年はケガの影響もあり、不本意なシーズンを送っていたトラウトだが、今季は健康を維持。19日(同20日)時点で12本塁打、25打点、OPS.886をマークし、復調の気配が訪れている。
それに伴い、移籍の噂も再燃。米メディアを賑わせている。『Athlon Sports』は、「またもエンゼルスはア・リーグ西地区で最下位に転落した。しかし、トラウトは復調。彼がエリート級の打撃を取り戻した今、トレード市場に出るという選択肢が、がぜん現実味を帯びてきた」と記した。
ただ、トラウトは2030年シーズンまで続く12年総額4億2650万ドルという契約の途中にあり、今後4年ほどでおよそ1億7800万ドルが残っている。他球団はこの契約を引き継ぐ必要があり、獲得に成功しても高額な支払いが待っている。さらにトレード要員として、若手有望株を手放すことも求められる。
■ヤンキースの名前も
そのため、同メディアは「現実的にトレード相手として考えられる球団はごくわずか」と指摘し、フィリーズ、ヤンキース、ブレーブス、マリナーズ、そしてドジャースを新天地候補に挙げた。
「ドジャースにはトレードを実現させるだけの資金力と有望な若手選手がいる」とした上で、「トラウトのキャリアにおける最大の問題は、ポストシーズンに出場できないことだ(2014年の一度だけ)」と記し、ポストシーズンの常連であるドジャース移籍は理にかなうとした。
一方で障壁にも言及。「エンゼルスのオーナーであるアート・モレノ氏が、トラウトをロサンゼルスへトレードし、大谷翔平投手と再合流させた人物として人々に記憶されることを望むだろうか。それは考えにくい」と懸念点を示した。
出費を渋るなど、ファンの不評を買うことも多い名物オーナーが、ロサンゼルスのライバル球団にスーパースターを送り込むことを認めるか。「トラウタニ」再結成を阻む要因は、面子にこだわるオーナーの存在ということになりそうだ。
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