
カブスの今永昇太投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発登板。7回87球を投げて、3安打1失点1四球1三振にまとめて今季2勝目を挙げた。「3番右翼」で先発した鈴木誠也外野手も待望の今季1号を放った。7-4で制したチームはこれで7連勝。14勝9敗でナ・リーグ中地区2位となっている。地元紙『シカゴ・サン・タイムズ』など米複数メディアが試合の様子を伝えている。
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■カブス捕手「直球を続けるべきと感じた」
今永の前回登板は15日(同16日)で、同じくフィリーズが相手だった。この時は6回を投げて11三振という“奪三振ショー”を演じたが、この日は7回を投げて1奪三振。打たせて取る投球にイメージチェンジし、相手を翻弄した。
MLB公式サイトによると、前回のフィリーズ戦で今永はフォーシーム35%、スプリットを33%の割合で投げていたが、この日はフォーシームが51%に増加し、スプリットは28%に減少。また、スイーパーも20%から11%に減ったという。
スプリットの調子が今ひとつで、代わりにフォーシームを増やしたようだが、バッテリーを組んだカーソン・ケリー捕手は「彼はフォーシームを信じて、しっかり投げ込んできた。コントロールも良かったし、打者の反応を見ても、こちらとしては投げ続けるべきだと感じたんだ」と振り返った。
また、「相手がフォーシームをどう見送っていたか。そして、こちらがどんなスイングを引き出せていたか。それらが、試合全体の配球プランを決めることになった」と明かした。
■指揮官「それとなく私に伝えてきた」
今永も通訳を通じて、「少し制球が良くなかったが、大きなダメージを受けない程度のコースには投げることができた。カーソンがゲームプランを立ててくれて、素晴らしいリードをしてくれた」と同捕手に感謝した。
クレイグ・カウンセル監督は、2登板連続で好投した今永について「本当に優れた投手だね」とした上で、「フィリーズのような強力打線を相手に2登板連続で対戦するというのは簡単なことではない。それでも彼は本当に素晴らしい投球をした」と称賛した。
また、同監督は今永に関して、投球以外のエピソードも“暴露”。「試合で打者を使い切ってしまった場合、彼は打席に立ちたいと思っていることを、それとなく私に伝えてきた」と明かした。
この件について、記者から問われた今永は「スイングの準備はしてないです。打席に立ってヒットを打てるかどうかわからないですけど……素晴らしいスイングを3回する自信があります」と答え、笑わせた。
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