
ドジャースのカイル・タッカー外野手は8日(日本時間9日)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番右翼」で先発出場。3打数1安打2四球で、打率を.273とした。この試合に先立ち、米スポーツメディア『The Athletic』はタッカーの特集記事を公開。複数球団による争奪戦が展開された今オフ、最終的にドジャースを選んだ理由などを掲載した。
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■「ブルージェイズは最後まで候補から外さなかった」
昨季終了後にカブスからフリーエージェント(FA)となったタッカーを巡っては、複数球団が争奪戦を展開。最後はブルージェイズとドジャースが有力候補として残ったが、結局4年総額2億4000万ドル(当時のレートで約372億円)でドジャースに軍配があがった。
『The Athletic』は、この経緯についてタッカー本人のコメントを掲載。最終候補として残ったブルージェイズについては「本当に感謝している」と語った。
というのも、アストロズ所属だった2024年。右すねを骨折したタッカーは、回復過程でブルージェイズの本拠ロジャースセンターにある新しいリハビリ施設を使わせてもらっていた。
ライバル球団の選手であるにも関わらず、快く受け入れてくれたこともあり、ブルージェイズに好印象を抱いていたタッカー。「すべてが決まるその瞬間まで、ブルージェイズを移籍先候補から外すことはなかった」と振り返った。
■「色々なことを総合的に考えるもの」
「トロントには素晴らしいファンがいて、素晴らしい球場があり、チームも非常にいい」。ブルージェイズに心が傾きかけたものの、最終的にはドジャースを選んだ。
その理由については「自分の残りのキャリアを少しでも有意義なものにしたかった。野球をずっと続けられるわけじゃない。だから、自分と家族にとって一番いい場所だと思えるところで、その時間を最大限に生かしたかった。それがカリフォルニアだったんだ」と打ち明けた。
ドジャースの契約期間は4年だが、ブルージェイズは10年を提示。トロントを選べば、望んでいた長期契約も手に入るところだったが、「色々なことを総合的に考えるものなんだよ。契約年数もそうだが、オプション、金額、そして残りのキャリアをどこで過ごし、子供たちをどこで育てたいか、そうしたすべてを考慮するものだ」と主張した。
プレー面、条件面、生活環境などすべてを考慮した結果、ドジャース行きを決断したようだ。
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