
ドジャースの大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、敵地でのブルージェイズ戦に「1番投手兼DH」で先発出場。第1打席で四球を選び、これで43試合連続出塁を達成。2009年にイチロー(マリナーズ)が樹立した日本選手の最長記録に並んだ。投げても6回4安打1失点(自責0)の好投。開幕から2試合連続で6イニング以上投げ、かつ自責点0というのもドジャースでは16年の前田健太投手以来となった。
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■ストライクが来なければ「四球でOK」
初回の第1打席、先頭打者として四球を選んだ大谷。昨季から続く連続出塁記録を「43試合」に伸ばした。これを受けて、MLB公式サイトは「09年にイチローが樹立した日本選手としての最長記録に並ぶとともに、1900年以降のドジャースにおいても歴代6位タイにランクインする」と伝えた。
現在継続している記録としては、「43試合」はメジャー最長となる。同サイトは、大谷が持つ出塁能力について「今季ここまで全12試合で出塁し、出塁率は.407を記録。相手投手が慎重に攻めてくる中で、四球を選ぶことで結果を残している」と指摘した。
同サイトによると、大谷自身も「ストライクが来なければ四球でいい。シンプルなアプローチを心掛けている」と語ったという。
一方、投手としての大谷は6回を投げて4安打1失点(自責点0)。白星には恵まれなかったが、同サイトのサラ・ラングス記者は「オオタニはシーズン開幕から2試合連続で6イニング以上投げ、かつ自責点ゼロを記録した。これは、ドジャースでは16年のケンタ・マエダ(前田健太)以来となる」とし、投打で日本選手の記録に並んだと伝えた。
■ABS導入後、初球からチャレンジも初
その上で、同記者は「ナ・リーグで自責点が公式記録となった1912年以降、ドジャースでシーズン開幕からこの条件(6イニング以上投げて自責点0)を3試合以上連続で達成した唯一の投手は、85年のフェルナンド・バレンズエラ(4試合連続)だけである」と紹介。大谷が今後、この記録に到達できるか注目した。
ちなみに、この日大谷が投じた第1球でも“記録”が発生。投じられた低めシンカーを、球審はボールと判定。これに対し、ウィル・スミス捕手が頭をポンポンと叩くジェスチャーを見せ、自動投球判定(ABS)チャレンジを要求。しかし、判定は変わらずボールのまま。覆ることはなかったが、ABS導入後、先発投手の初球がいきなりチャレンジされたのは初めてとなった。
次戦は10日(同11日)、本拠地でのレンジャーズ戦となる。大谷は日本選手単独1位となる「44試合連続出塁」を達成できるのか、大きな注目が集まりそうだ。
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