
ドジャースのミゲル・ロハス内野手が8日(日本時間9日)、敵地でのブルージェイズ戦に「9番遊撃」で先発出場。ロハスは同日に自身のインスタグラムで父親が亡くなったことを明かしていたが、出場を志願した。この日先発した大谷翔平投手は、キャップ右側に「MR」という文字(ミゲル・ロハスのイニシャル)を刻み、哀悼の意を表した。米複数メディアが伝えている。
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■父親を偲びつつ出場志願
ロハスは前日のブルージェイズ戦、「8番遊撃」で先発する予定だった。しかし、プレーボール直前にスタメンから外れると、球団からは「家庭の事情で」という理由が示された。
その後、ロハスは自身のインスタグラムを更新。父親が7日(同8日)に急逝したと伝えた。心臓発作だったという。
一夜明けたこの日、取材に応じたロハスは「昨日も出場したい気持ちはあった。でも、試合に出ても集中するのは難しいだろうと分かっていたので、フレディ(フリーマン)とドク(ロバーツ監督)が止めてくれたんだ」と語った。
ベネズエラへ戻らず、出場を志願した理由については「家族は自分をプロにするために、人生のすべてを捧げてくれた。だから、父ならきっと僕にプレーしてほしいと思ったはずだ」とし、父親を偲びつつ、これまでの思いに報いるためにもプレーすることを選んだと明かした。
■みんなで支えていく
スタメン起用を決めたデーブ・ロバーツ監督も「昨夜、本人と話をした。本当に試合に出たいと言っていたんだ。本人が“自分は試合に出られる”と感じているのであれば、それが気を紛らわせるためであれ、父親に捧げる思いからであれ、理由が何であっても、私はその気持ちを受け止めた」と語った。
また、帽子に「MR」という文字を刻み、マウンドに立った大谷も試合後、ロハスに言及。「本人ももちろん辛いと思う。それでもこうやってグラウンドに来てプレーして、素晴らしいプレーもあった。みんなでチームとして支えていければ」と思いを寄せた。
大谷の行動に感銘を受けた米地元メディア『ドジャース・ネーション』は、「(オオタニは)今日の試合で帽子に『MR』のイニシャルを入れた。昨日亡くなったミゲル・ロハスの父、ミゲル・ロハス・シニアに敬意を表するためだ。これぞ兄弟の絆、という光景だ」と記した。
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