
ブルージェイズからフリーエージェント(FA)になったボー・ビシェット内野手を巡り、新天地候補としてフィリーズが急浮上した。米スポーツメディア『The Athletic』が8日(日本時間9日)、「ビシェットとフィリーズ幹部は近日中にビデオ会議を行う予定だ」と伝えた。“古巣”ブルージェイズをはじめドジャースやヤンキース、カブスなどが獲得を目指す27歳の動向に注目が集まっている。
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■リアルミュートとの再契約断念か
『The Athletic』はこの日、「フィリーズはロースター変更を検討する中で、ビシェットと近日中にビデオ面談をする予定だ」という関係者の話を紹介。さらに「フィリーズのビシェットに対する関心は本物であり、もし契約に至った場合は、(FAになっている)J.T.リアルミュート捕手との再契約を断念するか、アレク・ボーム内野手ら主力級を放出する可能性が高い」と記した。
ビシェットは遊撃手が本職だが、フィリーズではトレイ・ターナー内野手が君臨している。そのため、もし加入した場合は二塁手か三塁手を務める可能性が高い。ただ、そこにもブライソン・ストット内野手やボームがいるため、チームとしてはロースターの変更に着手する必要性が出てくる。
同メディアは、このあたりのチーム事情を解説。それによると「フィリーズは当初、リアルミュートとの再契約を優先していたが、条件面で溝が埋まらず、違う道を模索。その中で、現在浮いている“リアルミュート資金”をビシェット獲得にあてることを考え始めた」という。
■予算確保へ主力放出の可能性も
もちろん、ビシェットとリアルミュートという大物を両獲りする道もあるが、財政面を考えれば厳しい。実現させるには、今度はボームら主力選手をトレードで放出し、予算を確保するしかないが、そう簡単には進まない。
また、リアルミュートをあきらめた場合、後釜として控え捕手をレギュラーに抜擢するのか、あるいは他球団から補強するのか、という問題もでてくる。そのため、同メディアは「ビシェット獲得の可能性を踏まえ、フィリーズはあらゆる選択肢を検討するようになっている」と伝え、大胆なロースター変更もあり得るとした。
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