
ブルージェイズ入団が決まった岡本和真内野手が6日(日本時間7日)、トロントで入団会見を行った。契約内容は4年総額6000万ドル(約93億8300万円)で、新背番号は「7」に決まった。岡本の加入を受けて米メディアの関心は、ブルージェイズが引き続きフリーエージェント(FA)となっているボー・ビシェット内野手との再契約を目指すかどうかに移った。
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■「岡本はスーパーユーティリティー選手」
ブルージェイズは、岡本加入後もトップクラスの内野手を獲得するのかーー。その疑問に対し、米紙『USA TODAY』の看板記者、ボブ・ナイチンゲール氏は「ブルージェイズは、ビシェットおよびアレックス・ブレグマン内野手との交渉にも引き続き積極的に取り組んでいる。そして、外野手のカイル・タッカーも依然として選択肢の1つとして残っている」と伝えた。
生え抜きのスター内野手、ビシェットとの再契約はブルージェイズにとっての悲願だが、岡本加入が決まった現在、特段の必要性は見当たらない。
しかし、同記者は「チームは強打者をもう1人獲得したいと考えている。オカモトはスーパーユーティリティープレーヤーとして育てたいようだ」と指摘。岡本が本職の三塁だけでなく、一塁や外野も守る可能性を示唆し、「チームとしては、さらに内野手を加えることに支障はないと考えている」と記した。
同記者は、ブルージェイズについて「“北のドジャース”になろうとしている」と主張し、ライバル球団を尻目に、ビシェットやタッカーら大物獲得の動きを止めないだろうと予想した。
■「再契約の可能性は低い」という論調も
一方、米スポーツメディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者は同日、米ポッドキャスト番組『ファウルテリトリー』に出演し、「(岡本の加入により)ビシェットとブルージェイズが再契約する可能性はますます低くなった」と明言した。
米メディア『FANSIDED』も同記者に同意。「ビシェットは間違いなく最高レベルの報酬を求めているが、ブルージェイズはオカモトだけでなく、ディラン・シース投手、コディ・ポンセ投手、タイラー・ロジャース投手にも多額の資金を投じた後であり、今オフに使える余裕資金はそれほど多くない。実行できる大型補強は、おそらくあと1つだけ。市場にタッカーが残っていることを考えると、彼の方がこのロースターにはより自然なフィットに思える」とした。
ナイチンゲール氏とローゼンタール氏という球界きっての重鎮記者でも意見が割れるビシェットの動向。岡本の移籍が、移籍市場にどんな影響を与えるのか、注目を集めている。
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