
卓球の「ITTF混合団体ワールドカップ(W杯)2025」が4日、中国・成都で行われ、日本は第2ステージの第3戦でスウェーデンと対戦し、8-0で勝利した。同日には第2戦のドイツ戦も行われ、こちらは8-3で勝利。第1、第2ステージ通じて6連勝となり、5日には宿敵・韓国と激突する。
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■スウェーデンを8-0で圧倒
スウェーデンと対戦した日本。第1試合の混合ダブルスには戸上隼輔(井村屋グループ)、早田ひな(日本生命)組が登場。第1ゲームを18-16で制すると、第2、3ゲームも競り合いをものにし、3-0で勝利した。
これで勢いに乗った日本は、続く第2試合の女子シングルスでも東京五輪銅メダリストの伊藤美誠(スターツ)が3-0と圧倒。1ゲームも落とさず迎えた第3試合、男子シングルスでは松島輝空(木下グループ)が2ゲームを取り、チームに勝利をもたらした。
試合後、中継局のインタビューに臨んだ松島は「(相手選手は)過去に1度やって負けているので、リベンジを果たしたいと思っていた。この舞台で2ゲームだけど、勝てて良かった」と世界卓球銀メダリストのマティアス・ファルクとの戦いを振り返った。
【動画ハイライト】日本 vs スウェーデン|ITTF混合団体ワールドカップ2025
■松島輝空「どの選手も強い」
続けて韓国戦にも言及し、「韓国はどの選手も強い。しっかりいい準備をして、また勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。
早田も韓国戦に向けて「全勝でここまで来ている。出場した選手がしっかり1点ずつ取れるようにチーム一丸で頑張っていきたい。今日より厳しい試合になると思う」と話せば、戸上も「1つのヤマ場になると思う」と気を引き締めた。
卓球の混合団体戦は、2028年のロサンゼルス五輪から正式種目に加わった。混合ダブルス、男女シングルス、男女ダブルスの5試合(3ゲームずつ)を行い、先に8ゲームを先取したチームが勝利となる。
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