プロボクシング元WBO世界バンタム級王者のジェイソン・モロニー（オーストラリア）が11月24日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて開催されるWBC世界同級王座決定戦「那須川天心 vs. 井上拓真」の勝敗を予想した。米老舗専門メディア『ザ・リング』が報じている。
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■2月に対戦した天心を高評価「頭が良い」
今年2月に那須川と対戦し判定3ー0で敗れたモロニー。元世界王者は今回のタイトル戦について「世界タイトルをかけて戦うのが自分でないことにやるせなさを感じるが、これは興味深い試合だ。勝者との対戦を目指して注目している」と私見を述べた。
実際に那須川と対峙したモロニーは、27歳の実力について「彼は良いファイターだ。素早いハンドさばき、滑らかな動き、そしてリング上で頭が良い」と高評価。
一方の拓真に対しては「彼の試合はたくさん見てきた。ずっと実現させたかった試合だ」と対戦に意欲を見せつつ、「彼が天心にどう対処し、どのように試合に臨むのかを見るのが楽しみだ」と拓真の“天心対策”に期待を寄せた。
■「天心のスピードと動きが拓真を苦しめる」と展望
その上で元世界王者は「天心の判定勝ち」と予想した。
モロニーは「天心のスピードと動きが拓真を苦しめるだろう」と展望し、「どちらもKO勝ちするパワーがあるかは分からない。天心がベルトを持ち帰るためのチェスマッチのような展開になるだろう」と試合展開を予想した。
果たして試合はモロニーの予想通りの展開となるのか。それとも拓真が那須川を凌駕しベルトを巻くか。注目の試合は今晩に迫っている。
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