
MLB公式サイトは22日(日本時間23日)、「古巣と再会すべき7人のフリーエージェント」と題した記事を掲載。今オフにFAとなった選手の中から、かつての所属球団に復帰する可能性のある選手をピックアップしている。
同サイトのウィル・リーチ記者が選出した7人のうちの1人が、ヤンキースからFAとなったコディ・ベリンジャー外野手。2019年にドジャースでMVPに輝いたスターの復帰の可能性が報じられている。
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■大谷&ベッツらと強力打線を形成か
リーチ記者は、移籍市場における注目ポイントとして「大物選手が新天地でプレーする瞬間」と「かつてのスター選手が古巣に戻る瞬間」の2点を挙げている。
今回は後者に焦点を当てており、サイ・ヤング賞を3度受賞したジャスティン・バーランダー投手(元タイガース)、ナ・リーグ本塁打王のカイル・シュワーバー外野手(元カブス)らとともに、元ドジャースのベリンジャーが名を連ねた。
2017年から22年までドジャースでプレーしたベリンジャーは、19年に打率.305、47本塁打、115打点という成績でナ・リーグMVPに輝いた。23年からはカブス、今季はヤンキースでプレーし、29本塁打を放つなど健在ぶりをアピールしている。
記事内では「ドジャースのラインナップに、再び元MVP選手が加わることを期待している人はいないだろうか?」とし、大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手らが名を連ねる強力打線にベリンジャーが加わる可能性を示唆。
さらに、「2020年以降、ドジャースでの不振を経てカブスで復活を遂げ、昨年はヤンキースにトレードされた」と近年のキャリアの変化を振り返りつつ、「彼はかつてのMVPの姿ではないが、依然として貴重な戦力である。ドジャースは(センターを守れる)外野手を1人、または2人、切実に必要としている」と述べ、補強ポイントに合致していると強調した。
移籍市場が変化する中で、ドジャースには外野の再編を進めることが求められている。果たして、かつてのスター選手・ベリンジャーが古巣帰還を果たすのか。今後の動向に注目が集まる。
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