
第63回アルゼンチン共和国杯(9日/GII、東京芝2500m)には、重賞初勝利を目指すスティンガーグラス、紅一点となるホーエリート、重賞2勝のローシャムパークなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ローシャムパーク」を取り上げる。
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■ローシャムパーク
4走前の本場アメリカのBCターフでの2着。タイム差なしの勝ち馬が持久力比べならば世界で1、2を争うレベルスロマンスなのだから、ハンデを見込まれたのは至極当然で、実力をシッカリと備えている証拠である。
最大の課題はムラな面。しかし今回に限ってはそこを心配する必要はなさそうだ。戦績にムラがあるのは折り合いの難しさ故。逆に言えば、折り合いさえスムーズだったら、ほぼほぼ強さを発揮してきているのだ。
【調教動画】ローシャムパーク
それだけに今回のプーシャン騎手の起用は頼もしい限り。それぐらいプーシャン騎手の騎乗技術はズバ抜けている。それを証拠に試し乗りした直前では、あの乗り難しい本馬をピタリと操ってみせ、ウッド馬なりで6F79秒9-3F36秒4-1F11秒6と加速ラップ。最終追いで加速ラップを踏めたのは有馬記念以来だ。喉の出術明けという点を考慮すれば十分動けており、折り合い面での心配もだいぶ軽減されている。斤量で嫌われるなら買う価値あり。
総合評価「S」
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