
MLBのワールドシリーズは1日(日本時間2日)、敵地ロジャースセンターで、ドジャース対ブルージェイズの試合が行われている。勝てば世界一を掴む運命の第7戦は、一進一退の攻防が続き、4-4のまま延長戦へ突入した。
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■一発攻勢で同点に追いつく
ドジャースは、二刀流で先発した大谷翔平投手が3回裏にボー・ビシェット内野手に3ランを献上し、まさかのノックアウト。ブルージェイズにリードを許す展開となった中、8回表にマックス・マンシー内野手、9回表にエンリケ・ヘルナンデス内野手がそれぞれ本塁打を放ち、4-4の同点に追いついた。
しかし、9回裏にブレイク・スネル投手がピンチを背負い、前日に先発した山本由伸投手がマウンドへ。山本は1死一、二塁からアレハンドロ・カーク捕手に死球を与え、満塁とさらにピンチを広げた。
ここでエースに応えたのが、ドジャース守備陣。ドールトン・バーショ外野手の打席では、二塁手のロハスが好捕の後ホームへ送球し、アウトの判定。さらに、アーニー・クレメント外野手の当たりは左中間へ飛んだが、途中出場のアンディ・パヘス外野手がE・ヘルナンデスと交錯しながらもボールをつかみ取った。
土壇場で生まれた2つのプレーには、米スポーツ専門局『FOXスポーツ』も反応。ロハスのプレーには「ドジャースがホームでアウトを奪うなんて冗談だろう!?」、パヘスのキャッチには「信じられないことが起こった!」と興奮気味に伝えた。
満塁のピンチで追い込まれていた山本。エースを救うファインプレーが生まれ、ドジャースは延長戦へ持ち込んでいる。
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— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) November 2, 2025
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