
卓球の「WTTチャンピオンズ・フランクフルト」は7日、大会4日目が行われる。今大会、中国勢が出場を回避している中、上位シードを占める女子シングルスは、優勝争いへの期待が高まっている。
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■孫穎莎、王曼昱らが不在
世界1位の孫穎莎、2位の王曼昱をはじめ、世界トップ5を支配している中国選手が不在のドイツ・フランクフルトでの戦い。上位シードを占めた日本勢の優勝争いが予想されていた。
そんな中、6日終了時点で勝ち残っているのが、第1シードの張本美和(木下グループ)、第2シードの伊藤美誠(スターツ)、第3シードの早田ひな(日本生命)の3選手。7日にそれぞれ2回戦を迎えることになる。
自身初のチャンピオンズ制覇を狙う世界7位の張本美は、同16位のザビーネ・ウィンター(ドイツ)との対戦。前週の「WTTチャンピオンズ・モンペリエ」では快進撃を見せて決勝まで勝ち上がったウィンターは好調を維持しており、地元選手相手だけに、張本美にとっては一つ目の山場となる。
また、初戦でユアン・ジアナン(フランス)に勝利した伊藤は、世界31位のソフィア・ポルカノバ(オーストリア)と対戦。過去戦績は伊藤の7勝1敗と好相性である。さらに、朱芊曦(韓国)との激闘をフルゲームで制した早田は、同43位の李恩惠(韓国)と2試合連続の日韓対決を迎える。
日本女子では、昨年10月に大藤沙月(ミキハウス)がモンペリエ大会を制しており、WTTチャンピオンズで優勝すれば2人目の快挙となる。張本美、伊藤、早田という実力者たちが、戴冠への歩みを進められるか注目される。
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