
卓球の「WTTチャンピオンズ・モンペリエ」は30日、男子シングルスの1回戦が行われる。世界ランキング4位の張本智和(トヨタ自動車)は、同25位の宇田幸矢(協和キリン)と対戦する。
前週のWTTシリーズで準優勝を果たした張本智。全日本王者の実績を持つサウスポーとの同士討ちに臨む。
◆本命の世界3位・中国選手がストレート負けの大波乱「衝撃スタート」 前週Vの張本美和ら日本勢にも優勝のチャンス
■前週のロンドンでは準V
張本智は、前週の「WTTスターコンテンダー・ロンドン」で決勝に進出。ダン・チウ(ドイツ)に敗れたものの、準優勝を飾った。今大会は、王楚欽と林詩棟という中国のトップ選手が出場を回避しており、第2シードの張本智は優勝を視界に入れている。
そんな張本智の初戦で立ちはだかるのが宇田。張本智は2018年と24年の全日本選手権を制しており、宇田も20年大会の優勝者。ともに国内屈指の実力者同士による顔合わせとなる。
国際大会での両者の対戦成績は、張本智の3戦3勝。昨年のモンペリエ大会でも1回戦で対戦し、張本智がストレート勝ち。そのまま決勝まで勝ち上がり、準優勝を果たしている。
一方の宇田も、9月の「チャイナ・スマッシュ」で林昀儒(台湾)やトルルス・モーレゴード(スウェーデン)といった五輪メダリストを破ってベスト8入り。好調を維持する中で迎える一戦だけに、日本のエース・張本智にどう挑むかが注目される。
優勝候補の一角を占める張本智が、2年連続で宇田と初戦で対戦することとなった。しのぎを削ってきた24歳のサウスポーとの同士討ちで、どのような戦いを見せるか注目される。
◆波乱続く女子の戦い 世界4位の中国サウスポーに前回覇者・大藤沙月も初戦敗退 大会公式も驚愕「信じられない光景」



