
卓球の「WTTスターコンテンダー・ロンドン」が開催されており、日本勢が奮闘を見せている。中でも、上位シードがそろった女子シングルスでは、3選手がベスト4に進出し、優勝の可能性が高まっている。
◆【動画あり】「素晴らしいカット技術」橋本帆乃香が“対日本選手”に見せた好ラリーに注目 長﨑美柚に勝利は「驚異的な逆転劇」
■中国トップ勢が不在の中で奮闘
今大会の女子シングルスには、世界ランキング上位5人を占める中国のトップ選手がエントリーしておらず、日本勢にとっては絶好のチャンスとなっている。
その中で、第1シードの張本美和(木下グループ)は2回戦を突破すると、3回戦では平野美宇(木下グループ)に先に王手をかけられながらも逆転勝ち。準々決勝では臧小桐(中国)をストレートで下し、順当に準決勝へ駒を進めた。
また、早田ひな(日本生命)も安定感のある戦いを披露。2回戦の張翔宇(中国)、3回戦のヤン・シャオシン(モナコ)、準々決勝のゾン・ジエン(シンガポール)にいずれもストレート勝ちし、1ゲームも落とさずに鄭怡静(台湾)との準決勝へと駒を進めた。
さらに、第3シードで今季好調を維持している橋本帆乃香(デンソーポラリス)も活躍が光る。2回戦では小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)を下し、準々決勝では長﨑美柚(木下アビエル神奈川)に2ゲーム差を逆転してベスト4入り。準決勝では、張本美との今大会3度目の日本人対決が控えている。
ライバルである中国勢が不在の今大会、張本美、早田、橋本が順当に勝ち上がり、4強に名を連ねた。日本勢からの優勝者が誕生する可能性が高まる中、頂点に立つのは誰になるのか。
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