
卓球の「WTTスターコンテンダー・ロンドン」は、23日から本戦が行われる。日本からは多くの有力選手がエントリーしており、上位進出が期待されている。
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■アジア勢による優勝争いが濃厚
世界ランキング5位までを独占する中国トップ勢が不在の今大会、女子シングルスでは日本勢に優勝のチャンスが高まっている。
第1シードに世界ランキング7位の張本美和(木下グループ)、第2シードに同9位の伊藤美誠(スターツ)、第3シードに同11位の橋本帆乃香(デンソーポラリス)がそれぞれ名を連ねる。さらに、同14位の早田ひな(日本生命)、同15位の長﨑美柚(木下アビエル神奈川)といった「第28回 ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会 2025」の日本代表や、同21位の木原美悠(個人)、同35位の平野美宇(木下グループ)といった実力者も控えている。
日本勢の対抗馬となり得るのが、世界12位の石洵瑶(中国)。8月に行われた「ヨーロッパ・スマッシュ」では大藤沙月(ミキハウス)を、「WTTチャンピオンズ横浜」では伊藤を破り、いずれもベスト4に進出している。また、同13位の申裕斌(韓国)も、9月から10月にかけて開催された「チャイナ・スマッシュ」で4強入りしており、日本選手が上位進出をかけて両者と対戦する可能性がある。
前週のアジア選手権では中国に敗れ、銀メダルに終わった日本女子。中国トップ勢が不在のロンドンで、日本勢が実力を示し、タイトルを奪取できるのか。
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