【MLB】1試合3発でMVP、大谷翔平はどのようにしてスランプから抜け出したのか……ドジャース番記者が“きっかけ”に言及 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】1試合3発でMVP、大谷翔平はどのようにしてスランプから抜け出したのか……ドジャース番記者が“きっかけ”に言及

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【MLB】1試合3発でMVP、大谷翔平はどのようにしてスランプから抜け出したのか……ドジャース番記者が“きっかけ”に言及
  • 【MLB】1試合3発でMVP、大谷翔平はどのようにしてスランプから抜け出したのか……ドジャース番記者が“きっかけ”に言及

17日(日本時間18日)のナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で、ブルワーズ相手に3本塁打&10奪三振の活躍を見せ、同シリーズMVPに輝いたドジャース大谷翔平投手。ポストシーズン(PS)全体では打撃不振に直面していたが、どのようにして復活したのか。MLB公式サイトが19日(同20日)、その過程について言及した。

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■異例の屋外フリー打撃を敢行

MLB公式サイトのドジャース番、ソニア・チェン記者は「大谷翔平はいかにしてスランプから抜け出し、ドジャースをワールドシリーズへ導いたのか」と題し、記事を投稿した。

ブルワーズ相手に4連勝し、ワールドシリーズ進出を決めた試合後、大谷自身が「PS全体を振り返ってみると、期待に応えられたとは言い難い」というコメントを残したように、第4戦を迎えるまでの打率は1割台に沈んでいた。

そこから一気に息を吹き返した理由について、同記者は15日(同16日)の練習がきっかけになったと指摘。この日、大谷は屋外でフリー打撃を敢行。通常はフィールドで打撃練習を行うことはなく、屋内ケージで自分のスイングに集中しているだけに、異例の出来事となった。

デーブ・ロバーツ監督は「ボールの軌道を見ること、バックスピンがかかった打球がどう飛んでいくのか見ること、それは打撃にいい影響を与えることもある。右翼席最上部の屋根に着弾するのを見ることも、もちろん悪いことじゃないよ」と、屋外ならではの効果を強調した。

■「確認作業をしたかった」

一方、アーロン・ベイツ打撃コーチは「彼は何か特別なことをしたというよりも、単に自分のルーティンを変えようとしたんだと思う。彼はとても軽やかで気楽なタイプで、特にオフの日はそうなんだ。だから、その日はただ新しい雰囲気や新しいルーティンを取り入れたんだと思う」と推察した。

ただ、大谷は後日、屋外で行ったフリー打撃について「試したいことがあった。それはケージでは分からないこと。フィールドで打って、それが正しいかどうか確認作業をしたかった」という趣旨の話をしており、気分転換というより、やはりフォームを含めて調整があったことを示唆した。

大谷が屋外での打撃練習を志願したのは、14日(同15日)の試合後、ミルウォーキーからロサンゼルスへ戻る機内。この時、すでにベイツとロバート・バンスコヨック両打撃コーチに希望を伝えていた。不振が続く中で、自分なりに課題を見つけたことは明らかで、それを屋外でチェックし、解決したと見るのが妥当かもしれない。

いずれにせよ、屋外でのフリー打撃が打棒復活のきっかけになったことは、間違いないようだ。

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