
総合格闘家の平本蓮が14日、YouTubeチャンネル「格闘キャスト」に出演。幼馴染でプロボクシングWBA・WBC・WBO世界バンタム級1位の那須川天心(帝拳)について言及した。
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■「100億円稼ぐ話」威勢のいい宣戦布告に期待感
那須川は11月24日にWBC王座をかけた自身初の世界戦で元WBA世界同級王者の井上拓真(大橋)と対戦する。
平本はこの試合の勝敗について「天心が勝ちそう」と予想。「勝負強いですからね。持っていきそう。(世紀の一戦など)そういう時のアイツが一番強いイメージ」と幼馴染ならではの視点で語った。
試合展開については「2R、3Rくらいに天心がダウンを奪って、そこから天心がちょこちょこ当てて、後半井上拓真が追い上げてきたところで試合終了」と天心の判定勝ちと予想した。
拓真戦については「ボクシングに勝負しに行ってる感じがあっていい」と那須川の挑戦にエール。「ここで弟を倒して、井上尚弥に喧嘩を売る天心が見たい」と、拓真の兄でスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)とのビッグマッチを展望した。
世紀の一戦と言われる「THE MATCH」超えの興行の可能性に、平本は「100億円稼ぐ話になってくる」とし、「生意気に行ったほうが絶対にいい。ボクシング界全部に喧嘩を売る、じゃないけど」と威勢のいい“宣戦布告”に期待した。
■井上尚弥と天心の共通点と違いに言及
また、平本は尚弥のアフマダリエフ戦について「勝負強さと基礎の塊が本当にすごい」と大絶賛。
その中で平本は那須川との“共通点”を指摘。「ここは絶対に勝たないと、という試合はより強い。天心と同じ」だとし、計画中の中谷潤人(M・T)とのドリームマッチについても「『その試合のフォーカス』がエグいから、負ける想像がつかない」と語った。
一方で、那須川との“違い”についても言及。両者ともスピードはあるものの「(尚弥のほうが)無駄な力みがさらにない」と分析した。
果たして幼馴染の勝敗予想は当たるのか、11月のビッグマッチに注目したい。
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