
ナ・リーグ西地区のドジャースは、13日(日本時間14日)からリーグ優勝決定シリーズに臨む。
米放送局『FOXスポーツ』は地区シリーズ第5戦の終了後、ドジャースの今後について展望。ポストシーズンで結果が出ない大谷翔平投手に触れ、さらなる快進撃の原動力になると予想した。
◆【まとめ】大谷翔平、悲願の世界一連覇なるか 2025年ポストシーズン ドジャース戦日程/トーナメント表/中継情報/試合結果一覧
■「彼らが絶対にしないこと……」
『FOXスポーツ』の解説陣は、今ポストシーズンのドジャースを分析。攻撃、守備、投手力など、いずれの分野でも優れており、どのような戦い方でも勝利できるオールラウンドな強さを持つと評価。通算696本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏は、「彼らが絶対にしないこと、それは自滅」と最大の強みに注目した。
「フィリーズは自滅したし、ヤンキースも基本的なミスで自滅した。ドジャースは(地区シリーズ)4試合で本塁打2本しか打たずにフィリーズを倒したんだ」と称賛すると、レッドソックスのレジェンド、デビッド・オルティス氏も「ドジャースって組織は、こういう状況に備えて準備している。打線全体、投手陣、コーチングスタッフまで、みんな準備している」と同調した。
また、オルティス氏は、地区シリーズで18打数1安打と不振の大谷を挙げ「オフェンスはモンスター級。オオタニだよ。彼はまだ寝ている状態だ。まだ本気を出していないのに、皆をボコっている。この男が本気になったら……」とし、大谷の復調次第でドジャースはさらに快進撃を続けていくと予想した。
リーグ優勝決定シリーズ進出を決めたドジャースは、11日(同12日)に行われるカブスとブルワーズの勝者と対戦する。ナ・リーグ2位の得点力を誇るカブスに、機動力を備えたブルワーズ。王者ドジャースの次なる対戦相手は……。
◆大谷翔平の“独特だった”学びの姿勢……元同僚プホルスが回想「最初の2、3週間ひたすら後をついて回ってきた」
◆佐々木朗希は「モンスターの力を解き放った」 米メディアが復活の舞台裏を特集……「わずかだが、重要なフォーム修正」を指摘