【MLB】ロバーツ監督、佐々木朗希をクローザー1番手に指名も……「未知の領域、現実的じゃない」と連投には慎重姿勢 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ロバーツ監督、佐々木朗希をクローザー1番手に指名も……「未知の領域、現実的じゃない」と連投には慎重姿勢

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【MLB】ロバーツ監督、佐々木朗希をクローザー1番手に指名も……「未知の領域、現実的じゃない」と連投には慎重姿勢
  • 【MLB】ロバーツ監督、佐々木朗希をクローザー1番手に指名も……「未知の領域、現実的じゃない」と連投には慎重姿勢

ドジャースデーブ・ロバーツ監督が7日(日本時間8日)、8日(同9日)に行われるフィリーズとの地区シリーズ第3戦に向けた会見に出席。佐々木朗希投手をクローザーの1番手として考えていることを明かした。チームは敵地で連勝し、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけている。

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■「間違いなく最優先の選択肢」

救援投手として急速に存在感を高めている佐々木は、ポストシーズン(PS)に入り2セーブを記録。ロバーツ監督は、今後もクローザーを若き右腕に託すのかと問われると、「現段階では間違いなく、彼が最優先の選択肢だ」と明言した。

「ただ、これからまだ何試合か勝たなければならない。彼がすべての試合でクローザーを務めるのは現実的じゃない。だから他の投手も使っていく必要がある。でも……状況が合えば、彼が試合を締めくくることになるのは間違いない」と続けた。

シーズン中からブルペン陣のパフォーマンスは懸念されており、それはPSに入っても変わらなかった。6日(同7日)の地区シリーズ第2戦でも、4-1と3点リードの9回にブレイク・トライネン投手がマウンドに上がったが、まさかの3連打で2失点。1点差に迫られる中、急きょアレックス・ベシア投手、佐々木とつなぎ1点差で逃げ切った。

■指揮官「バランスが大事」

すっかり守護神としての地位を確立した佐々木だが、短期決戦のPSとはいえ毎試合登板することは肉体的・精神的にも不可能。そのため、ロバーツ監督も「(登板間隔と疲労の)バランスが大事だ。彼にとってこれは初めての経験。そして、これからさらに数週間は戦いが続くことを想定している。だから、そのあたりの要素をすべて考慮しなきゃいけないんだ。多くの人は、その大変さを理解していないけどね」と話した。

佐々木自身は連投にも意欲を見せているが、指揮官は「それは全員にとって未知の領域なんだ。もしできるなら、毎日ロウキに投げてもらいたいくらいだよ。でも、それは現実的じゃない。だから、ある程度の安定感、一貫性を作り上げた後、連投などに進みたい」と慎重な姿勢を示した。

連投解禁の判断は「投手コーチ陣と相談しながら、キャッチボールの感触、休養間隔などを見て、最終的には私が決める」とした。

ほんの数週間前まではマイナーで苦労していたが、一躍PSシーズンの注目株となった佐々木。ワールドシリーズ連覇のカギを握る存在となっている。

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