【MLB】なぜ今永昇太はマチャドとの勝負を選択し、被弾したのか……批判を浴びる指揮官「単純にショウタを信頼していた」と明かす | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】なぜ今永昇太はマチャドとの勝負を選択し、被弾したのか……批判を浴びる指揮官「単純にショウタを信頼していた」と明かす

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【MLB】なぜ今永昇太はマチャドとの勝負を選択し、被弾したのか……批判を浴びる指揮官「単純にショウタを信頼していた」と明かす
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カブス今永昇太投手が1日(日本時間2日)、本拠地で行われたパドレスとのワイルドカードシリーズ第2戦に登板。1点を追う2回からマウンドに上がり、4回まで無失点に抑えたものの5回に2ランを被弾した。試合は0-3で敗れ、対戦成績は1勝1敗となった。

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■「オープナー」採用で2番手として登板

カブスはこの日「オープナー」を採用。前日の第1戦でも8回に1イニング投げたアンドルー・キトレッジ投手を先発させた。

今永はキトレッジ投手の後を受けて、0-1の2回から2番手として登板。走者を出すものの粘りの投球で4回まで無失点に抑えた。しかし5回、ついにパドレス打線に捕まった。2死二塁の場面で、打席に迎えたのは大砲マニー・マチャド内野手。今永は初球に135キロのスプリットを選択したが、これが真ん中に入り、左翼席の中段まで運ばれた。

レギュラーシーズンも含めてメジャー初の救援登板となった今永は結局、4回3安打2失点、2四球3奪三振という内容でマウンドを降りた。

試合後の監督会見では、マチャドとの対戦に質問が集中。一塁が空いていたのに、なぜ右の強打者と勝負したのか。実際、続く左打者のジャクソン・メリル外野手は一ゴロに打ち取っていた。

■パドレス番記者も「信じられない」

クレイグ・カウンセル監督は「結果だけを見れば、別の手を打つべきだったということになるだろう。でも、本当に単純にショウタを信頼していたんだ。彼はいい投球をしていると思っていた。不運にもひとつミスをしてしまっただけだ」と回答し、今永が打ち取ると踏んでいたと明かした。

マチャドと今永の対戦成績はこれまで9打数1安打、6奪三振と左腕に軍配があがっていた。マチャド自身「彼に完全に支配されていた」と振り返るほどで、指揮官の判断も理解できた。

ただ、批判的の声も多く、MLB公式サイトでパドレスを担当するAJ.カサベル記者は「一塁が空いている状況で、ショウタ・イマナガにマニー・マチャドと対戦させるなんて信じられない。だが、実際に彼らはそうした。そして、マチャドはイマナガの初球を仕留め、カブスに代償を払わせた」と記した。

今永自身はマチャドと勝負した場面について「初めから歩かせるというのは頭になかったが、半分半分ぐらい頭には入れていた」と明かした上で、被弾した初球スプリットについては「膝から下に投げるべき球が、ストライクゾーンに行ってしまった」と悔やんだ。

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