
ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番DH」で先発出場。6打数1安打で連続出塁を19試合に伸ばすとともに、シーズン自己最多となる135得点を記録した。
試合は10ー2でドジャースが勝利し、地区優勝マジックを10とした。
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■昨季樹立した自己最多を更新
前日に今季49号を放った大谷は2年連続50本塁打に王手をかけて臨んだが、この日は6打数1安打でノーアーチ。史上6人目の偉業はお預けとなったが、「得点」でひとつの節目を達成した。
9ー2と大量リードで迎えた9回先頭の第6打席。ここまで無安打に終わっていた大谷は、相手5番手カーソン・シーモア投手の初球カットボールを狙ったが、打球はドン詰まり。ところがこれが幸いし、力の飛球は遊撃手と中堅手の間にポトリと落下。ラッキーな中前打で連続出塁を19試合に伸ばすと、5番トミー・エドマン内野手の適時打で生還した。
[速報]大谷翔平 20試合連続出塁!!
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第6打席 センターへ高く上がった打球は
センターとショートの間へ落ち
この試合初ヒット
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ドジャース × ジャイアンツ
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— ABEMA MLB (@MLB_ABEMA) September 14, 2025
これで昨季記録した134得点を超え、自己最多となる135得点をマーク。同時にドジャースの最多得点記録(1958年に球団が本拠地をロサンゼルスに移転して以降)も塗り替えた。前身のブルックリン・ドジャース時代も含めると、球団記録は1890年にハブ・コリンズが残した148得点。大谷は残り13試合で、あと「13」に迫った。
■これまでの最多四球は「110」
MLB記録は1894年にビリー・ハミルトンがマークした198得点。さすがにこれには届かないだろうが、球団記録にどこまで迫れるか、今後大きな注目を集めそうだ。
また、米メディア『ドジャー・ブルー』によると、大谷がクリアしそうな球団記録がもう1つあるという。「彼は現在103四球を記録しているが、1975年にジム・ウィンが樹立した110四球という記録にそれほど遠くない位置にいる」と記し、シーズン最多四球を塗り替える可能性を指摘した。
あと1本に迫った2年連続50本塁打をはじめ、大谷の記録更新ラッシュから目が離せない。
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