「素晴らしい無敵のリングマスター」井上尚弥とクロフォードを絶賛 “PFP論争”に米専門メディアが提言「これほど難しいのは久しぶり」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「素晴らしい無敵のリングマスター」井上尚弥とクロフォードを絶賛 “PFP論争”に米専門メディアが提言「これほど難しいのは久しぶり」

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「素晴らしい無敵のリングマスター」井上尚弥とクロフォードを絶賛 “PFP論争”に米専門メディアが提言「これほど難しいのは久しぶり」
  • 「素晴らしい無敵のリングマスター」井上尚弥とクロフォードを絶賛 “PFP論争”に米専門メディアが提言「これほど難しいのは久しぶり」

プロボクシング4団体統一世界スーパー・バンタム級王者の井上尚弥(大橋)は14日、名古屋市・IGアリーナにてWBA同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦し、圧倒的な差を見せ判定3ー0で勝利した。

また同日、WBA世界スーパーウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)が米国ラスベガスで2階級差のあるスーパーミドル級世界4団体統一王者の“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)に挑戦し判定勝ち。男子史上初となる3階級での4団体統一王者が誕生した。

これらの試合を受けて、米専門メディアがPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングについて言及した。

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■「イノウエはクロフォードの大勝に負けず劣らず私たちを驚かせた」

米専門メディア『ボクシングニュース24/7』は14日(日本時間15日)、「素晴らしいボクシング・ウィークエンドだった」と、週末に行われた井上とクロフォードの試合を報道。

井上の防衛戦については「キャリアで最も過酷な試合と目されていた試合で、ムロジョン・アフマダリエフを相手に圧倒的な判定勝ちを収め、4つのベルトを防衛するという、まさに圧巻のプレーを披露した」とし、「イノウエは、クロフォードの大勝利に負けず劣らず、私たちを驚かせた」、「クロフォードが見せた“スイートサイエンス”と同様、見ていて楽しくなる試合だった」と“歴史的快挙”と同等の驚きを与えたと絶賛した。

階級を超えた真の実力を示す指標とされる「PFP」の現在のトップ3は、1位が現ヘビー級4団体統一王者でプロ戦績24勝 (15KO) 無敗のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、2位が戦績31勝(27KO)無敗の井上、3位が 戦績42勝 (31KO) 無敗のクロフォードとなっている。

同メディアは3選手全員に対し「PFP王者でないはずがない」と実力に太鼓判。その上で、「PFP王者を決めるのがこれほど難しいのは久しぶりだ」とし、「間違いないのはイノウエ、クロフォード、そしてウシクという3人の素晴らしい無敵のリングマスターがいるという事実だ」と卓越した才能に賛辞の言葉を惜しまなかった。

最後に「私たちはただ座って、ウシク、クロフォード、そしてイノウエの、世代を代表する素晴らしい才能を楽しみ、存分に評価しようではないか」と、誰が最強かを議論するよりも、3人の素晴らしいボクシング技術を純粋に楽しもうと呼び掛けた。

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