
「ノジマTリーグ 2025-2026シーズン」が14日、神奈川県のスカイアリーナ座間で行われ、木下アビエル神奈川はトップおとめピンポンズ名古屋と対戦。ゲームカウント4-0で勝利して今季5勝目(1敗)を挙げた。
◆【実際の映像】長﨑美柚がホームの観衆の前で魅せた圧巻プレー カットマン小塩遥菜を退けた第3マッチの1本勝負を制した場面
■海老名市出身で「4駅くらいの場所」
KA神奈川は前日の京都カグヤライズ戦で3-1勝利。ホーム2連戦の初陣を飾り、トップ名古屋との今季2戦目を迎えた。
そんな試合で2点起用されたのが長﨑美柚。中国籍のチャン・ルイと組んだダブルスでは昨季までのチームメイトである木原美悠と小塩悠菜のペア相手に第1、2ゲームともに安定感抜群のペアリングで圧倒。11-6、11-5で勝利してチームに流れを引き込んだ。
さらに、張本美和が第2マッチに勝利して王手をかけたなか、第3マッチではカットマンの小塩遥菜と対峙。粘り強いカットでラリー戦に持ち込んだ小塩遥に対し、的確なレシーブで対応しつつチャンスを窺った。第2、3ゲームは10-10の1点勝負にもつれたが、勝負の1本をものにしたサウスポーが勝利を掴んだ。

長﨑美柚 撮影:SPREAD編集部
ヒロインインタビューに張本美とともに登場した長﨑は、「2点(起用)というのはすごく大事で、木下アビエルにとってはシーズンが始まってからビクトリーマッチとか敗退だった。まずは、チームとして4-0で勝つことを全員の目標に今日の試合に臨んだ」とホーム2連戦目への意気込んでいたと明かす。
2連戦が行われた座間市は神奈川県海老名市出身の長﨑にとってはホームとも呼べる場所。友人知人も多く駆けつけたという。
長﨑は「皆さんの応援が力になりました。私自身、海老名市出身で座間は4駅くらいの場所でホーム中のホームです」と語りながら、「私の友人や応援してくださる方が来てくれていつも以上に頑張ることができました。今日もたくさんの応援ありがとうございました」と1,012人が駆け付けたスカイアリーナ座間の観客へ感謝を述べた。
ホーム2連戦で京都、トップ名古屋相手に連勝を飾ったKA神奈川。そのなかで今季好調さが光る23歳のサウスポーが輝きを放った。
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#長﨑美柚 vs. 小塩遥菜
第2ゲーム、第3ゲームとも苦しい試合となりましたが最後まで粘り続け勝利です✨
3-0(11-5、11-10、11-10)
勝ち点4を目指し、#美宇ちゃん です!🔥#木下アビエル神奈川 #Tリーグ #卓球 pic.twitter.com/OEKm7E9Zlm
— 木下アビエル神奈川 (@Abyell_Kanagawa) September 14, 2025