【MLB】ナ・リーグ新人王争いの注目3選手まとめ オッズも毎週大きく変動中…大本命不在で最終盤まで熾烈な混戦か | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ナ・リーグ新人王争いの注目3選手まとめ オッズも毎週大きく変動中…大本命不在で最終盤まで熾烈な混戦か

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【MLB】ナ・リーグ新人王争いの注目3選手まとめ オッズも毎週大きく変動中…大本命不在で最終盤まで熾烈な混戦か
  • 【MLB】ナ・リーグ新人王争いの注目3選手まとめ オッズも毎週大きく変動中…大本命不在で最終盤まで熾烈な混戦か

ア・リーグにおけるニック・カーツ内野手(アスレチックス)のように、圧倒的な存在がいないため今季のナ・リーグ新人王争いは、ブックメーカーのオッズが毎週大きく変動するほど接戦となっている。

シーズンが進むにつれ、候補者も入れ替わるなど最終盤まで行方がわからないと言われているナ・リーグ新人王レース。現在有力候補とされている上位3人の成績を振り返ってみよう。

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■ドレイク・ボールドウィン(ブレーブス)

激しい新人王争いのなか、現在1歩抜けているのがブレーブスのドレイク・ボールドウィン捕手だろう。今季開幕ロースター入りを果たしたボールドウィンはここまで105試合に出場、打率.279、本塁打15本、打点63、OPS.801という成績を残しており、MLB公式サイトの新人王投票でも1位を24票集めるなど最有力候補となっている。

打撃スタッツは軒並みリーグ上位。8月のマーリンズ戦では自身初の1試合2本塁打を記録するなど、長打力も兼ね備える打てる捕手として今季はマイナー降格することなくシーズンを完走する見込みだ。勝負強い打撃に加え、難しい捕手というポジションをこなしながらという点も非常にポイントが高いだろう。昨年のプレミア12ではアメリカ代表としても出場するなど注目を集めており、スポーツブック専門サイトBetMGMが公表した新人王オッズでは、ナ・リーグ1位の-110倍(1.91倍)という数値となっている。

■ケイド・ホートン(カブス)

2022年の全体7位でカブスに入団した期待の右腕ケイド・ホートン投手が、ナ・リーグ新人王争いでも上位に食い込んでいる。5月にメジャーデビューを飾ると、ここまで20登板、9勝4敗、防御率2.78、奪三振87、WHIP1.14という成績を残している。

チーム3位の勝利数に加え、特にオールスターブレイク後の後半戦は驚異的なピッチングをみせており、23.1イニング連続無失点という球団新人記録も達成。7月以降、被本塁打はわずかに3本と安定しており、デビューから尻上がりに成績を伸ばし続けている点にも注目だ。好成績ながらWARは1前後という水準になっているが、現在ワイルドカード争いをしているカブスの中で安定した投球をみせる投手の1人として、ポストシーズンのローテーションにも加わってくるだろう。

■アイザック・コリンズ(ブリュワーズ)

昨年9月にデビューした際は、打率.118とまだまだ定着に時間がかかる若手かと思われたアイザック・コリンズ外野手が素晴らしいシーズンを送っている。ここまで117試合に出場、打率.275、本塁打9本、打点54、OPS.805という成績で、開幕時は新人王候補に名前を連ねていなかったが、躍進を続けるチームの中心となりつつある。

選球眼がよく、Chase% 19.1はリーグトップレベル。BB%も12としっかり四球を選べており、出塁率.371で機動力で勝利を積み重ねてきているブリュワーズに非常にマッチしている存在といえるだろう。さらに、守備での貢献度も高くbaseball savantが公開している守備指標OAAでもリーグ上位の成績となっていることから、攻守にわたってチームに貢献している。

ボールドウィン優勢ながら、ホートン、コリンズに加えカブスのマット・ショウ内野手なども候補に上がっているナ・リーグの新人王レース。優勝争い、ワイルドカード争いに絡んでいる選手も多いことから、最終盤の彼らの成績にも期待していきたい。

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