アフマダリエフ、井上尚弥の2度のダウンの“原因”を指摘 完全決着の可能性にも言及「ノックアウトは確実だ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アフマダリエフ、井上尚弥の2度のダウンの“原因”を指摘 完全決着の可能性にも言及「ノックアウトは確実だ」

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アフマダリエフ、井上尚弥の2度のダウンの“原因”を指摘 完全決着の可能性にも言及「ノックアウトは確実だ」
  • アフマダリエフ、井上尚弥の2度のダウンの“原因”を指摘 完全決着の可能性にも言及「ノックアウトは確実だ」

9月14日に名古屋市・IGアリーナでプロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)と対戦するWBA同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が米老舗ボクシングメディアのリング誌(電子版)のインタビューに応じ、「私のパンチは誰にでも効く。自分のパワーを信じているし発揮できる。彼も例外ではない」とKO勝ちへの自信を語った。

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■階級転向後から「多くの逆境に直面している」

井上戦を控えたアフマダリエフは「ついに井上と戦う機会を得ることができた」と3試合連続のKO勝ちで試合実現までこぎつけたことを振り返り「この立場に立つために本当に懸命に努力してきた。試合当日には最高のパフォーマンスを見せる。キャリア最高の状態でこの試合に臨みたい」と意気込みを語った。

さらに、同メディアはアフマダリエフは「井上を打ち負かすことができると確信している」と報道。その理由として、2024年5月のルイス・ネリ戦と5月のラモン・カルデナス戦でのダウンを挙げ、「彼(井上)は軽い階級では無敵だった。ネリやカルデナスとの対戦で苦戦したのは、122ポンドという体重のせいだと思う」と原因を分析。「122ポンドではより多くの逆境に直面している。そして、ここは私の階級だ」と自信を見せた。

アフマダリエフの戦績は14勝(11KO)1敗。2023年4月にマーロン・タパレス(フィリピン)に判定1ー2で破れるまでは、無敗の元WBA・IBF王者だった。約79%のKO率を誇る33歳サウスポーは「パンチは誰にでも効く。自分のパワーを信じているし、それを発揮することもできる。彼も例外ではない」とし、「私の仕事は彼を倒すことだ。そのために全力を尽くす」とした。

■井上には敬意も……「一発で試合の流れは変えられる」と自信

また、30勝(27KO)無敗の井上に対しては敬意も表した。「井上は自分がベストな選手の一人である理由を証明している。彼の成果は十分に値するもので、私には敬意しかない」とし、「しかしこれはボクシングで、一発のパンチがいつでも試合の流れを変えることができる」と語った。

なお、アフマダリエフは「どちらかがクリーンパンチを受ければ、ノックアウト(KO)は確実だ。もし私たちが打ち合い、全力を出し切れば、間違いなくKOになる」とKO決着の可能性にも言及した。

アフマダリエフは直近3試合連続KO中、対する井上は2022年12月のポール・バトラー戦から11試合連続KO中となっている。下馬評では今回も井上有利が圧倒的だが、果たしてどうなるか。試合の行方から目が離せない。

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