【MLB】復帰後最速の159キロをマークした佐々木朗希、それでも空振りを取るのに苦労……「彼の速球はイージーなターゲット」との声も | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】復帰後最速の159キロをマークした佐々木朗希、それでも空振りを取るのに苦労……「彼の速球はイージーなターゲット」との声も

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【MLB】復帰後最速の159キロをマークした佐々木朗希、それでも空振りを取るのに苦労……「彼の速球はイージーなターゲット」との声も
  • 【MLB】復帰後最速の159キロをマークした佐々木朗希、それでも空振りを取るのに苦労……「彼の速球はイージーなターゲット」との声も

右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしているドジャース佐々木朗希投手が26日(日本時間27日)、傘下3Aオクラホマシティーの一員としてメンフィス戦に先発。3度目のリハビリ登板となった今回は、3回2/3を投げて5安打3失点、4三振2四球という内容。

球速としては、復帰後最速となる98.8マイル(約159.0キロ)もマークしたが、メジャー復帰時期については早くても9月上旬となりそうだ。

◆【実際の動画】佐々木朗希、最速159キロも空振りがとれず苦戦……!序盤は何とか乗り切ったが、復帰は先送りか

■4回に捕まり“ノルマ”を達成できず

佐々木は初回、先頭を四球で歩かせると次打者に右前打を浴びて、いきなり無死一、三塁のピンチ。1死後に犠飛を打たれ、1点を失った。

2回は先頭に中前打を許したものの、後続を抑えて無失点で切り抜けた。3回は三者凡退に仕留め、このまま調子に乗るかと思われたが、4回に暗転。2死から3連打を浴びて1点を失うと、続く打者にも四球を与え、満塁となったところで降板した。

デーブ・ロバーツ監督は25日(同26日)の段階で「今回は4回か5回くらいは投げてもらいたい」とコメントしていたが、前回と同じく今回も“ノルマ”を達成できなかった。

結局、3回2/3を投げて5安打3失点で降板した右腕。打者17人に対して75球投げ、ストライクは47球だった。この日はフォーシームとスプリットの2球種で挑み、持ち球のスライダーや新たに習得したツーシームなどは封印した。

■メジャー復帰は9月上旬以降か

米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、佐々木の投球について「ロウキ・ササキの速球は最速98.8マイル(約159.0キロ)を記録し、2回空振りを奪った。彼はこれまでのリハビリ登板で100球ほど速球を投げているが、空振りを奪ったのはそのうち3球だけだ」と自身のXで指摘した。

平均球速も96マイル(約154.4キロ)をマークし、これまでのリハビリ登板の中では最もボールは走っていた。しかし、アルダヤ記者が記したように空振りを取れない。SNSユーザーからも「速球で空振りが取れたのは100球投げて3球だけと言うのか。それはマジでヤバいよ」や「空振りする率が低いな」「彼の速球はイージーなターゲット」「今季残りは3Aにとどまっていいよ」などという反応があがった。

ドジャースの先発投手陣は現在、山本由伸、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、クレイトン・カーショー、大谷翔平、エメット・シーハンで回しており、必ずしも佐々木を必要とする状況にはない。ロバーツ監督は今後も3Aでの登板を示唆しており、復帰が当初予定されていた8月下旬から9月上旬以降にずれ込むことは必至な情勢となっている。

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