【MLB】「もちろん可能性はある」ド軍投手コーチ、大谷翔平の“クローザー起用”に言及 想定シーンはWBC決勝のトラウト斬りか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「もちろん可能性はある」ド軍投手コーチ、大谷翔平の“クローザー起用”に言及 想定シーンはWBC決勝のトラウト斬りか

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【MLB】「もちろん可能性はある」ド軍投手コーチ、大谷翔平の“クローザー起用”に言及 想定シーンはWBC決勝のトラウト斬りか
  • 【MLB】「もちろん可能性はある」ド軍投手コーチ、大谷翔平の“クローザー起用”に言及 想定シーンはWBC決勝のトラウト斬りか

ドジャースマーク・プライアー投手コーチは20日(日本時間21日)、米ポッドキャスト番組『The Dan Patrick Show』に出演し、大谷翔平投手のリリーフ起用について言及。ポストシーズンにおいて、ブルペンからマウンドに上がる可能性について否定しなかった。これを受けて、多くの米メディアが「守護神・大谷」の可能性を論じている。

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■「大谷ルールを理解することが重要」

同番組に出演したプライアー投手コーチは、司会者から大谷のリリーフ起用について問われると、「それはオオタニが6月に投手として復帰する時点で議論されていた」と明かした。

その上でリリーフ起用の判断については、いわゆる「大谷ルール」を理解することが重要と指摘。「現在のルールと仕組みでは、先発投手として登板すれば、途中で降板した後もDHとして試合に残ることはできます。しかし、例えば6回からマウンドに送り出して7回で降板させた場合、そのままDHとして残ることはできません。リリーフとして登板する場合は、試合のどのタイミングで起用するか見極めなければなりません」と話し、リリーフ起用におけるポイントを説明した。

先発マウンドに上がった大谷が、降板後もDHとしてラインナップに残っているように、「大谷ルール」とは基本的に先発投手が対象。しかし、救援投手としてマウンドに上がった場合、その降板後はDHとして残れないというリスクを含んでいる。

■指揮官も「球団内で検討している」

このため、同コーチは大谷をブルペンから投入する場合の具体例を提示。「試合がもう決まりかけていて、彼が最後の抑え、クローザーとして投げるか。あるいは、その後はもう打席に立たなくなることを受け入れるか。そのような状況でなければなりません。それが本当に唯一のシナリオでしょう」と指摘。そして「そうなる可能性があるかって? もちろんです。おそらく勝敗がかかっている終盤で、彼が投げ終えた時点で試合が終わるような場面になるでしょう」と返答した。

想定されるのは、2023年ワールド・ベースボール・クラシックWBC)の決勝、米国戦。9回のマウンドに上がった大谷は、盟友マイク・トラウト外野手(エンゼルス)を空振り三振に仕留め、その瞬間にゲームセットとなった。同投手コーチの見解に従えば、ポストシーズンのような大一番でも最後を締めくくる守護神として起用される可能性はありそうだ。

デーブ・ロバーツ監督も20日(同21日)、10月に大谷をリリーフで登板させるという案は「球団内で検討している段階」と話し、同投手コーチに同調した。

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